ラー油と映画村〜菜館Wong
広隆寺を出て、一緒に行った友人が調べてくれた美味しい中華にランチに行くことになった。少し早くついたので近くの喫茶店でコーヒーを飲んで食べログを見たら開店前から並んでいると書いてあって行ってみると本当に並んでいた!
私は、香港ワンタン麺セットを注文。
待ってる間にもお客さんはどんどん入って来て満杯。食べない人でもラー油を買いに来る人も多く、店の名前もサブタイトルに 黄さんの辣油でおなじみ、と書いている。やって来たランチに途中から食べるラー油を入れて食べる。肉まんもついててとっても美味しい!烏龍茶のゼリーも良かった。そしてご飯を香港粥か選べるのもいい!だんだんそのラー油が欲しくなって購入!後でネットで見ると、食べるラー油発祥の店と書かれていてそんなことある??
これは諸説あるらしいけど、元祖の中の一件ではあるみたい。帰っても食べたけど美味しかったわー。また太秦に行く時には行きたい人気店でした。
てくてく歩いて広隆寺まで戻ってきて、その隣にある映画村の裏側にある撮影所の門の方に行く。この日一緒に行っていた友人は子役をしていて東映の京都撮影所に通っていて、その頃いたのはあそこだよと「俳優会館」と書かれたレトロなビルを指したのでそれが見えるところで写真を撮ってたら、受付係員の人に危ないよと注意されるw
そして東映太秦映画村へ。
映画村には私が子供の頃に何度も地域の子供会の遠足で行ったことがある。小学生の頃とか中学でも行ったかな?あの頃面白さがあんまり分かってなかったけど、今行った方が楽しかった。「御用ビール」を飲んだり、
エヴァの初号機の手に乗ったりw、
時代劇のセットの中で友人が水戸黄門に子役で出た時のシーンを再現してもらって笑ったりしていたw
その中の芝居小屋、中村座の忍者と殺陣のショーを見たり、
忍者のコスプレした子供たちがたくさんいてみんなチャンバラしてるのを見て、最近こんなチャンバラしてる子ってみないよね、映画村だけやな、絶滅危惧種やから大切にせなあかんとか言ったりしていた。ここでは嘘モンの柔らか刀とか昔からあるプラッチックでちゃんと鞘もついた刀が飛ぶように売れてて微笑ましかったわー。広場に屋根だけがあるとこがあって、そこを登ったり降りたり子供忍者にめちゃくちゃ愛されていたw
帰って映画村の歴史を調べてみると、太秦京都撮影所の中に映画村のできたのは1975年らしく、私が子供の頃に行っていた頃は映画村は大人気スポットだったらしい。時代劇のオープンセットにスターのサイン会など日本で初めての映画のテーマパークは本物の撮影を朝早くにしないといけないぐらい盛り上がったそうだ。
子供の頃に行った時はいつも撮影をしてるものだと思っていて、セットしかない事を残念に思っていた記憶がある。でも、この日は初めてNHK BSの時代劇の撮影をしているのも見る事ができていい施設だなあと思ったわ。日本のユニバーサルスタジオでは映画の撮影なんてしてないもんね(しらんけどw
そんな映画村の隅にはお稲荷さんが。そしてその鳥居には映画村を作った、岡田茂社長の名前がもちろんありました。
22.2.12