キャパと白洲夫妻
家の近所、六甲アイランドで、フォトクラブの友達とキャパと白洲夫妻を見る。たたんぽぽ亭のランチの焼きそばおいしかった。最近食べるのも作るのも焼きそばブームなのだ。
最初に、神戸ファッションミュージアムでロバート・キャパを見に行く。
特別展「もうひとつの顔 ロバート・キャパ セレクト展」
コンパクトな展示だけど、うまくまとまっていてとてもよかった。沢木耕太郎の本でキャパがフリードマンとゲルダのユニットだったってのを読んでからはキャパを見に行くのは初めてだったので、昔見た時よりも想像が膨らんだわ。
特にノルマンディー上陸の有名な写真たちは、あそこに、ゲルダもいたのかと思うとゾッとしたわ。そして反対にノルマンディー上陸作戦はたくさんの映画で見過ぎていて、そのキャパの写真を参考にしてるのもたくさんあるお陰でなんだか戦場写真というよりも映画のスチール写真のように見えてしまった。キャパの切り取る力は凄まじくドラマチックだ。
次に、同じフロアにある神戸ゆかりの美術館で「白洲次郎生誕120周年記念特別展「白洲次郎・白洲正子-武相荘折々のくらし」」を見る。
あの夫婦には大学生の頃めちゃくちゃハマってた時があり、関連作品や本などをたくさん読んだのでどれも興味深いものばかりだった。研ぎ澄まされた美と探求と民藝的センスの良さ。素敵すぎて嫉妬しかないのだけど、白洲正子になるには生まれ直しからやらないといけないので、どうにもならない嫉妬なのだ!!惚れ惚れ!
特に最近奈良に行きだしてからは、和辻哲郎の古寺巡礼を片手にアメリカ留学の後、奈良を散策していたというあの時代の白洲正子にめちゃくちゃ憧れ〜〜なので、「私の古寺巡礼」って白洲正子の本も買った(めちゃくちゃ面白い
それから、これも超憧れの、正子がずっと付けていたという、法隆寺から流れてきた推古の鈴をネックレスにしていた、ってのも展示してあって身悶えた!それが復刻してあって超高い値段で売ってたけど、復刻版じゃあかんねん!法隆寺から流れてきたものを手に入れられるような人でそれをしまわずに毎日身につけてこそ正子なのだ!!!
はあはあ。好きすぎて最高で疲れたぐらいやったわw(前の日の仕事も遅かったし。)なので、その後4時半から立ち飲み仕事だったので、みんなが写真を撮影してる時はサイゼでワイン飲んで買った古寺巡礼を読んでいたw
この時、東京に行った時に武相荘へ行こうと思ってたけど結局行けず。これは次の東京旅のテーマにしたい。
4時半にうちの店へ。フォトクラブの友達が2次会してくれて楽しく話してたら奈良に合宿行こうという話になった。みんな来てくれてありがとう!そして、奈良合宿は11月に決行されます!
22.9.17