見出し画像

飛鳥、談山神社、都塚古墳、石舞台、飛鳥寺、蘇我入鹿首塚、飛鳥坐神社、酒船石遺跡、橘寺、亀石、天武・持統天皇陵

2日目は9時過ぎにはホテルを出て近鉄大和八木駅に向かった。知らない町に着くとまず宿を確認しないと不安なのと荷物を置きたいので先にチェックインする。
ホテルは駅前なんですぐに飛鳥まで行こうと電車に乗るんだけど、実は飛鳥についてふわふわしかわかっていない私。まあ、行ったらどうにかなるかとガイドに書いてあるとおり橿原神宮前駅まで行ってみると、飛鳥寺や石舞台古墳まで行くバスが1時間に1本しかなく、それも後30分以上かかる。。。先にバスの時間を調べておけばよかったと思ったけどもう遅い。観光地やからもっと便利なんかな??と思ってたのにな。。。

しょうがないのでタクシーに乗って運転手さんに飛鳥見学の良きところでおろしてと言うと、石舞台までノロノロとした坂になっている地形なのでそこから降りていけばなどと親切に言ってもらい、お昼のおすすめや自転車はここで借りたらいいなどと話してたら、

石舞台から10分ほど先に談山神社という関西の日光東照宮、いや、日光東照宮がここを真似て作ったと言う神社がある。

そこは中臣鎌足と中大兄皇子が蘇我入鹿を討つ計画を練った神社で素晴らしいなどと言われて、行ってみませんかと聞かれたので、旅の高揚感から、じゃあそこにも行ってみますと言われるままに従ってみると、山をどんどんどんどん、どんどんどんどん、どんどんどんどんどん登っていく。段々不安になって、ここが飛鳥でも棚田で有名な。。みたいな説明も聞けなくなってきて、どうしようーーーってなって、どーしようってなってしばらくしてやっと着いた。

画像1

運転手さん、待っててくれますよね?とあまりに不安で言うてみたら、私も境内に上がりますよとガイドみたいに解説付きでついてきてくれる。もちろん神社は素晴らしく、世界唯一の木造の十三重塔もあったりとびっくりするような場所なんだけど、

画像2

予習も全くしていないのと不安さで心底楽しめなかった。

画像3
画像5

20分ほど一人で見てタクシーで待ってる運転手さん↑のところに戻る。

画像4

中臣鎌足公。こわす。。。↑

帰りも石舞台の先の古墳で石棺がそのまま残っていて蘇我馬子のお父さんのお墓と言われている都塚古墳に連れて行ってくれて

画像6

石舞台まで降りたところで6250円。お金もやけど、大体いくらかかるのかさっぱりわからないし、ドキドキするわでもやもや辛くなった。

画像8


とにかく、飛鳥は交通事情が悪い。それはよくわかったのでおじさんの言うようにまず飛鳥王国パスポートを百円で買い、石舞台を見る。

画像8

飛鳥といえば幼い頃より石舞台の風景を思い描いてきたので石舞台の前に来ただけで興奮した。中にも入れて感激である。そして、石舞台を見た後に自転車を借りた。飛鳥王国パスポートには飛鳥の周り方と割引チケットがたくさんついている。自転車も乗り捨てが出来ますよとおじさんに言われたのでそうする。六千円もかかったんだからおじさんの言う通りにしないと元がとれない。

おじさんが良いと言ったオサレランチにも行く。食べた後に、自転車でキコキコ飛鳥大仏の飛鳥寺

画像9

飛鳥寺の少し先にある蘇我入鹿の首塚

画像10


セックスな奇祭、おんだ祭りで有名な飛鳥坐神社

画像11

小さい小屋があり、誰もいないと思ったら中にちゃんと受付の人がいた神秘の亀の石、酒船石遺跡

画像12

聖徳太子の生まれた橘寺では、愛馬の黒駒像にも感動して、写経もさせてもらった。

画像13

他にも川原寺の跡や

画像14

亀石

画像15

最後に天武・持統天皇陵などなど自転車じゃなかったらどうなってたんやろってぐらい点在している名所を回った。

画像16

始め、自転車借りるの恥ずかしいなと思ったけどよかったわ。でも方向音痴なので自転車だとGoogleマップを見えるようにはしてるけどじっと見るわけにもいかず、どきどきするねん〜。5時には自転車を返してくださいと言われていて、気がついたら4時ぐらいで焦った!4時半過ぎに返せたのは本当によかったw
思い直してみるとおじさんが言うた通りにしてよかったし、絶対一人では行けなかった談山神社に行けたのも良かったんだし万々歳なんだけど、行く前に案内もしますしこれぐらいかかりますよ、などと言うて欲しかったもんやわ。タクシー降りてからも不安を払拭するまで暫くかかったんやもん。。。
昔からの憧れの町、まさに日出処の天子の舞台の飛鳥にいるのに、一人自転車をこきこきこいで知らない町中を走ってると私は何をしてるんだろうって気持ちになった。なんで私は旅をしているのだ。そして人はどうして旅をするのだろう。

21.5.14


いいなと思ったら応援しよう!

♭のぶ
もし、いただけることがあるなら、「おとくきっぷ」に使わせていただいて、旅日記をもっと書いてみたいなあ。