「旅くじ」で成田へ!〜③
やはりあまり眠れなかった。でも、旅の前の日はいつもなので気にしない事にしたら滅茶苦茶楽になった。旅の前日に寝れない寝れないなんて悩んでたら旅がつまらなくなるもんね。朝早くに家を出て三宮からリムジンパスで関西空港へ。
大学生の頃、初めて空港行きのリムジンバスに乗った時に、車のリムジンみたいなバスがやって来ると思ってたのに普通のバスで拍子抜けしたのを思い出すw
関空に着いて、自動チェックイン機の辺りに行くと、予め入れてたpeachのアプリが勝手に動き出して「チェックインするか?」と聞いてくるので、マシンでチェックインするんじゃないの??このアプリで???えええ!となりながら促されるままスマホを操作して半信半疑でチェックイン!だから自信がなく、スタッフのお姉さんにこれであってますか?と聞くわかってない私w
なんとか飛行機に乗り込んで成田へ。ぼんやり1時間ほどでつくと最初おもってたんやけど、よく見たら1時間半ほどかかるとのことで、関空から行くなら新幹線のほうが全然早くていいなーと思う。もっと違う遠い街に行きたかったなー。
そして、成田空港について、京成電車で、京成成田へ。アパホテルに荷物を預けてから成田山へと向かう。
朝から何も食べてなくて参拝より先に成田名物の鰻を。。。と、有名な鰻屋さん、川豊へと。
成田山新勝寺には、駅から1キロほどの参道があり、そこに何件もの鰻屋さんがある。有名店は、入り口辺りでお客さんの前で鰻をさばいく場所があり、それを焼き場に持って行かれ、焼かれていく。焼き場も外から見えて鰻の良い匂いが参道中に漂っている。
私が最近お気に入りのゆるキャラの「うなりくん」は、そんな鰻と成田空港を掛け合わして命名されたとのことで、形も飛行機で鰻っぽい顔w うなりくんのおかげで成田は鰻が名物だと知ったのであった(ゆるきゃらは大体名物を体につけているのでわかりやすい
川豊で鰻重を食べてから成田山へ。
実は、この日は母の手術だったので、病気平癒のご祈祷をお不動さんにしてもらおうとお願いしに社務所へ行ってみると、着いたのが3:02で、今、3時からの最後のご祈祷を本堂でしているから早く願い事を書いた紙を走って持っていけと係のおじさんに言われる。
1番下のその寺務所から本堂までは中なかなかの石段で、ご祈祷は始まっていて護摩はどんどん焚かれていて、どうしたらいいかわからず、スタッフとしておられたお坊さんに、これこれ言われたんですけどー、というとその火のそばで座っていてくださいと言われ、よくわからんなりに儀式が終わるまで祈っていた。
でもその時間が母の手術中だったので明日にしてもらわずその時にしてもらったのは良かったのかもしれないなと思う。途中お経と真言のトランスの中で何か通じたような感覚があって、頑張ってほしいなと思いつつ願っていた。
一番お手頃な五千円のご祈祷だったのに立派な木のお札とお酒とお菓子を頂く。
このお札はこの旅の後に母が入院していた京大病院へ持っていくととても喜んでもらえた。旅の予定が決まっていて、後で母の手術の日が決定したので、この旅どうしたもんだ?と思ってたけど、飛行機で久しぶりに行くのもあって、キャンセルとかどうなるんだろうとか思いつつ弟に相談したら手術は僕が付き添うので行ってきたら?こちらはやることも無いし。と言ってくれてこの成田行きを決行することができた。これは、成田山のお不動さんがここに来て母親の病気平癒を祈りなさい、と言ってくれたのではないかと思ったのでした。
23.11.13~旅くじ③