修二会の次の日、お昼の東大寺
前日のnoteにも書いた通り、朝起きたらお札が六千円しかなかった。もちろんカードは持ってるしPay Payはあるんやけど、心細いんだよね。。。なんやろねこの感じ。
今回の宿は朝ご飯付きのABホテル奈良なので、朝風呂に入ってから館内着のまま朝ご飯のところへ行ってみると。。。みんなおじさん達、作業着着て食べている!慌てて戻って服を着てから下で普通の朝ご飯を食べた。ビュッフェスタイルの朝食はいつもうまく盛り付けできない。
チェックアウトは10時なのでその時間までお部屋にいて、さて今日はどこに行こうかと考えたけど、昨日のあの素晴らしい二月堂の修二会の次の日を見てみたいと思ってやっぱり東大寺に行くことにした。東大寺フアンクラブ(東大寺友の会)やから拝観料はただやしねw
ホテルから30分ほど歩いて東大寺へ。南大門を通ってまずミュージアム。お水取りの展示もしていてそれを見せてもらう。
特集展示の修二会で使われる道具やお松明などを見てから
二月堂へといつもとは違う道から向かった。
二月堂の付近まで来ると、少し煙ったい気もする。二月堂はいつもは開いてる扉がぴったりと閉まっていて中では何か物音がする。もしかして五体投地の音?中では二週間延々と続く法要が続いてるんだろう。
昨日のお松明の燃え殻を見つけた。これをみんなお守りにするらしいのでもらって大切にしようとバッグにしまう。
前日夜で真っ暗でわからなかった二月堂からの帰り道を歩いてみることにした。昼間だと拍子抜けするぐらいわかりやすいいつもの道だった。昨日と同じように指図堂の横の道を取ったときに、指図堂の隣に東大寺の写経道場ができましたと東大寺便りで読んでいたので、勇気を出して行ってみることにした。
新しい建物は今、隣の指図堂が解体工事中なので指図堂の替わりにもなっていて、私の好きな仏さんたちが新しいお部屋の中でキラキラと輝いていた。
係のお姉さんが写経について教えてくれた。東大寺では般若心経と写仏と東大寺の華厳宗のお経の東大寺にだけある華嚴唯心偈で100文字と大きな習字らしい5つの漢字を書くのとの2枚セットになっているのがある。ここはやはり東大寺オリジナル華厳宗写経にすることにした。写経は千五百円、写仏は3千円だったかな。
2月にできたばかりの新しい家の香りのする寺子屋みたいな部屋で一人で写経した。久しぶりに墨を擦って筆で文字を書いたわ〜。
小筆で100文字、中筆で5文字を写経する。とても気持ちよく集中できたのでまたして奉納したいと思う。
久しぶりに大仏殿へ。大仏よりも大仏殿の説明をじっくり読んだ。昔の東大寺の伽藍について考えるのは面白い。七重塔が二本も建っていて大仏殿も今よりも1.5倍あった時代。迫力あったんやろなあ〜。
東大寺をゆっくり堪能してからお金がないのでw、無料で公開されている興福寺の子院であった吉城園に寄ってから
近鉄奈良駅のビルの中のサイゼリアで豪華に食べるw
クラムチャウダーとラグーのパスタと辛味チキン。ペコリーノチーズ追加と赤と白ワインの二百円カラフェ。2千円せずに優雅に食べたwそしてまた現金で払ってしまう!旅人は現金が少ないと心細いゆえ、近鉄で神戸まで直通の電車で帰ったのでした。。。
22.3.3