奈良 五條への旅〜① 賀名生(あのう)
前の日、お昼から12時過ぎまで仕事で酒量が多かったのに、奇跡的に起きれて良かった!なぜならこの旅は、早起きができないと全てがうまくいかない旅なのだ!(そのため土曜日はできる限り飲まないでおこうと思ってたのにそんな日に限って反対になってしまう。。これも宿命だろう。
今回の旅は1泊2日で旅の仲間は6名。その中の一人の友人は五條市生まれ。私が奈良について学びたいと思った時に、五條の榮山寺が日本で二番目に古い八角堂と知って友人にいつか連れて行って欲しいと言っていてそれならば秘仏公開の時に行きましょうということになって、この旅へと結実した。
朝の8時過ぎには大阪駅の大和路特急のホームについていた。二日酔いではないが少し頭が薄曇りのような、しかしこれも2時間ほど電車に揺られている間に晴れて五条駅にたどり着いた。
駅前から奈良交通バスに乗る。これは始発が奈良の大和八木で終点が和歌山の新宮という日本一長い路線バスの八木新宮特急バス!この間の路線を使って、賀名生(あのう)へと向かう。
賀名生バス停に到着し、山深い道を歩いて行く。
しばらくすると茅葺の立派な門があり、子供の書いたような文字で「皇居」と扁額があがっている。
ここは南朝の首都となった場所の一つ。門の奥に堀家住宅があり、そこは今はレストランになっている。
そこを通り過ぎ、まずは賀名生の里歴史民俗資料館へ。そこで中におられるおじさんに戦国時代の南北朝の歴史と幕末の天誅組に関する賀名生の話を聞く。どちらも興味深く、面白いのだが、どちらも入り組んでいて難しい。この前から河内長野へ行ったり、今回の賀名生を訪れたりして、南朝の歴史を頑張って理解しようとしているが、わかったような気持ちにしかならない。そして、幕末の天誅組の話はもっと難しい。この二点について考えながらの旅となった。
さきほどの皇居と書かれた門をくぐって奥のレストランとなっている堀家住宅でワインをみんなでいただく。4代もの天皇が居住していたという重々しい堀家住宅で、花の香りを感じながらのゲベルツトラミネール。(多分w)賀名生の重厚な雰囲気にこの旅への希望が膨らむ。
来た道をまた五條までバスで戻って向かうは、今日のお宿のリバーサイドホテル。
荷物を預け、町中華ランチをお腹いっぱい食べた後は、五條新町へ。。
続く
23.5.14~奈良 五條への旅〜①