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長谷寺、長谷山口坐神社、法起院、玉鬘神社 、素戔嗚神社
今回の旅の最終日、9時半には大和八木駅を出て長谷寺へ向かう。長谷寺は長谷寺駅があるから間違わないんだけど、駅から長谷寺までは20分ほど歩かないといけない。10年前にNikonの教室で訪れた時は門の前で待ち合わせでなかなか着かず、すごく焦ったことを思い出した。
長谷寺には2時にお寺さんのツアーの大和四寺巡礼に申し込んでいたので、門前の道をゆっくり進むことにする。門前には神社やお寺などがあってそこも参拝しながら進んでいく。
まず、長谷山口坐神社。奈良では「坐(います)」神社によく会う。奈良でしか私は見たことがないんだけど、「○○○へ行ってきましたまんじゅう」みたいでなんかかわいい。坐神社について調べたけどよくわからないんだけど、他にもあるのだろうか。
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法起院、ここには葉書の由来の木があって、書くと文字が浮かび上がって願い叶うとか。。。
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長谷寺名物草餅をたべてから、玉鬘神社。ここはあの源氏物語の!夕顔の娘の玉鬘が初瀬詣で光源氏の知り合いに会ってそれから源氏のもとで暮らすようになったっていうのが由来の神社。初瀬詣の「初瀬」が「長谷寺」とは知らなかった。。。長谷寺のある桜井市初瀬(はつせ)のあたりは、古来、「はせ」、「はつせ」、「とよはつせ」と呼ばれ、泊瀬、初瀬、豊初瀬などと記されていたとのこと!
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玉鬘神社の由来↑
そして、素盞嗚神社。ここは、初瀬のイチョウの巨樹がとても立派なのだが
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狛犬がなんとも愛らしくセクシーで思わず笑ってしまう。
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などなど、ゆるゆる行っても12時には長谷寺についていて、2時までの間、お寺さんとは行かない周りの道や境内の中のお堂を巡ることにした。
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さすが長谷寺であの有名な階段以外にも周りをぐるりと周れる参道道がある。ゆっくりそちらの参道を歩くことにした。紀貫之の歌碑を通り、
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本堂までたどり着き、その日は特別拝観で本尊の日本で一番大きな十一面観音の御御足をさすりながらお願いができるというのに参加する。
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本堂の側面から入って十一面観音が立っている正方形の部屋に入る。壁には四天王が描かれていてその中にぎちぎちな感じで立っていて足はぴかぴか。木造で作られていて10メートルを超える観音さんなので、足の爪も大きい。親指の爪も手のひらぐらいあって流石に大きいなぁと関心する。この世の沢山の人の願いが磨きあげたつやつやの足。触ってると気持ちいい。
本堂から反対側の参道を下って五重塔も見てツアー待ち合わせの山門前へ。
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お寺さんから説明を受けながら、有名な階段を登っていく。
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階段は三部構成で、過去、現在、未来を表して300段を超えるもの。現在と未来の回廊の間に、三体の明王を飾る御堂があって、吉野の金峯山寺の本尊が長谷寺にお参りに来たくてやってきたんやって、大きさは小さいけど金峯山寺の明王たちと同じ格好をしていて今も朝の4時になったら長谷寺の本堂へお参りに行くらしい。。って話が面白かった。ああ、金峯山寺への思いは募るばかり。
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他にも長谷寺は神仏習合のお寺で、長谷寺の中の神社は春日大社から来ているという話も興味深い。先に拝見した時に三つ並んだ神社がとても美しかった。
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本堂までお寺さんと上がって、般若心経を一緒に唱えてから、今回は忘れなかった大和四寺の巡礼衣に朱印を押してもらって護摩木を奉納、山を降りていった。
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階段を登りきった長谷寺の本堂の前でお寺さんが長谷寺と長谷寺駅は標高が一緒と言ってたけど、長谷寺駅に行くのには参道を抜けてから駅まで延々と階段を登らないといけない。10年前に長谷寺に行ったときに帰り道の階段をのぼりながら、体力が軽減したことを初めて感じたんだと思い出した。膝を上げるのが大変!膝が重い!と。。。あの時、体力作りについてもっと考えなければいけなかったな。今回も大変だ!次の10年後この階段を登ることができるのか。。。
お腹もすいたし大和八木に戻ろうとしたけど着いたのが4時なんで少し今井町を散策。江戸時代の商人の町、整備されてて美しすぎる町だけど、疲れたのか写真撮ってない。
嗚呼旅の帰りは寂しくなるね。
あー旅ええなぁ。また行けるかなぁ
21.5.15
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