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2024TOKYO 藤沢から江ノ電で鎌倉の長谷寺へ〜⑤

二日目の夜は東京の友人と銀座で美味しいお魚をいただいてから就寝。

今回は歌舞伎座に行けなかった。
ごち惣家

東京旅の最終日は、初めての場所!
朝の9時過ぎにホテルを出て、ずっと憧れだった鎌倉へ!藤沢から江ノ電に乗る。私のワインバーのお客さんで藤沢出身の方が居られて、鎌倉のプランを教えてもらおうと聞いたところ、藤沢から江ノ電に乗った方がいいとのアドバイス。

藤沢駅が始発

駅舎も電車もかわいい。そして、急に町中を走る江ノ電にびっくり!!

車窓より、湘南ってこんなだよな、って写真。
嘘みたいにちゃんとサーフィンしている。
それもたくさん!

天気も良くて、江ノ電、本当に乗ってよかった!
そして、長谷駅で降りて、ランチを食べる。

鎌倉駅の隣にある「長谷食堂

鎌倉なんで、やっぱり、しらす丼かなあと。だけど、生しらすは苦手なんだよね〜

江ノ電が通るのを見ながら待っている
もちろん、鎌倉ビールと共に。

なので、かき揚げ丼定食のたっぷりしらすのせ、にした。神戸に住んでるので、しらすの美味しいのはよく食べてるので、次に鎌倉に来ることがあったらしらすにこだわらなくてもいいかなあ、と思う。
でも、海街diary憧れで頼んでしまったんだよなあぁ。

今回なぜ、鎌倉に行きたかったというと、まずは長谷寺に行ってみたかったから。

奈良の長谷寺が好きで、お寺さんに案内してもらえるツアーの大和四寺巡礼で訪れた時、お寺さんが、長谷寺の一番偉いお坊さんは、大体鎌倉の長谷寺にいます、と聞いたのにびっくりしたからだ。

あんなに素晴らしい奈良の長谷寺よりも住まいたくなる鎌倉の長谷寺とはどんな所なのかと一度見てみたかったのだ。

寺伝によれば、開山の徳道上人が大和国の初瀬の山中で見つけた楠の巨大な霊木から2体の観音像が作られ、一体は大和長谷寺に、もう一体は衆生済度の願いを込められて海に流され、三浦半島に流れ着き、その観音像で鎌倉長谷寺が建立されたとのことだ。

長谷寺縁起の巻物でもそんな絵を見たことあるような。そう言えば、城崎の温泉寺でもその残った材で作った??とかいう観音さんが居られると友人が言っていたなあ。

さて、お寺に入ってみる。
本堂

海が近いですね。

鎌倉長谷寺のびんずるさんにご挨拶。がっしりしてますね。

鎌倉長谷寺の十一面観世音を拝見。奈良の長谷寺と同じく日本最大級の木造の観音さん。左手に水瓶、右手に数珠と地蔵菩薩の持つ錫杖を持っている。大きくてぴかぴかで、観音堂の中のかっこいいライティングで照らされていている。

隅々まで見せていただき、長谷寺を後にしながら考える。東京で会った友人や、鎌倉をよく訪れている友達から大和の長谷寺と同じような気持ちで行ったらがっかりするよ、と聞いていた。あの初瀬の山々の中に佇み、過去現在未来の階段を登ってたどり着く奈良の長谷寺。その神々しさや厳かさは鎌倉では感じることはなかった。奈良は、山寺で霧が立ち込める中に堂々と立っている。それに比べると鎌倉は、海の近くの小高い丘にからりとした空気の中で明るく存在してるように感じられた。

有名な紫陽花の頃に来たらまた違う雰囲気を感じるのかもしれない。
そして、ずっと住むならこっちの方が楽しそうだなと江ノ電に乗っているお寺さんを想像しながら思ってしまった。

24.9.28~TOKYO⑤


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