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紙おむつでセンサーが働かなくなっているのは赤ちゃんではなく大人!
先週、佐賀県鳥栖市子育て支援センター どんぐりセンター若楠
を訪問して、小児科医のレジェンドと言われる橋本武夫先生にいろいろなお話をうかがってきました。
いくつも印象に残ったことはあるのですが、
どうしてもここに書いておかなければならないことは、
紙おむつについての先生の見解です。
紙おむつが赤ちゃんの身体発達を遅らせているのではなく、紙おむつを使う大人が、赤ちゃんの尿意便意を察するセンサーを働かせなくなることが問題
とおっしゃるのです。
言われてみれば、その通りだと思います!
これまで私は文章や講演の中で、紙おむつの使用に対して警鐘を鳴らしてきました。そしてそれは赤ちゃんの身体発達に関連していると発言してきました。でも、そうではないよと否定されて、研究結果も示されて、最初は?? でも、すぐに、そうか!と合点がいきました。
紙おむつを使用していても、布おむつでもパンツでも、大人がちゃんと赤ちゃんを見ていて、適切なタイミングで対応すればいい
というのは、まさに今、自分が孫を見ているときにしていること。
何となくの勘で、おばあちゃんになった私には、赤ちゃんの「出そう」がわかるのです。ちょうどいいタイミングでトイレに連れて行くと、できるのです。それは、2人の子どもを原則布おむつとパンツで育てたせいかもしれません(洗濯も床拭きもできる限りしたくないし、早くおむつ外ししたかったので、培われた勘だと思います)。
赤ちゃんがしてしまったときにそのままにしていたら、それが布おむつであろうとパンツであろうと、「換える」という意識は育たないでしょう。大人が働きかけるから、文化として、トイレトレーニングができるわけです。
犬猫も同じですよね。
そのときに大人が、赤ちゃんの様子を見て、ほら!としらせるわけです。
あなた自身が合図を出しているよ、濡れたら気持ち悪いでしょう?と。
ただ、それができない大人たちがたくさんになってしまっている今、
私たち大人はどうすればいいのか、そちらを考えることの方が大切なのかもしれません。
少なくとも、私は、赤ちゃんたちのせいにしていた自分を反省していますし、私の文章を読んだり、講演を聞いたりして下さった皆さんに訂正をして、こう主張したいと思います。
大人が変わろう!!
※撮影 室伏淳史氏 2023 1/28 富士市岩本山
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