学生に火をつける若者
先週金曜日の『教職入門』は、海外で教育実習をする
Great Teacher Programの平岡慎也氏35分と春にセブ島でGTPに参加した2-3年生3名の学生による各5分の計50分のプレゼンテーション。＋10分解説と15分討議（最初にまだ大学に入学して３回目の授業なので、シャベリカなどバッファーになる時間が10分）。
平岡氏は昨年の今頃FB上で知り合って、すぐ京都から上京してもらって研究室で会って、その日のうちに授業に来てもらう依頼を出して6月に授業をしていただき、8月には私がCebuに行った。とにかく学生が元気になる講演ができる25歳（去年24歳）。
状況把握の力、対人的な気働き、周到な準備と人を惹きつけるエネルギーがすごい。カリスマ的でないけれど、学生がみるみるうちにはまっていく。
「僕はデザイナー。教育のデザインをする。君は？その目的は？」
そして、はまった学生が、伸びる。セブに行った3人のプレゼンはさらに新入生を驚かせた。
この一年で、彼を必要とする大学が一挙に増えて、活動範囲が広がり、フィンランドでも教育実習を実現。
とはいえ、私はゲストにまるまる時間を渡す授業はしないので、半分だけお願いして、あとは私の突っ込みコメントと、私と彼の掛け合い問答と学生からの質疑応答の時間にした。
昨年と今年のビデオは貴重な記録。学生の心と行動が動くのは、若さとエネルギーと努力により獲得した技術と事実と関西弁（笑）に基づくもの。ことばの使い方、持っていき方が、うーん、ダントツぴか一。一斉授業もここまで行くといいなあと思う。（ちなみに、2014年の彼のプレゼンがyoutubeで見られる。彼がこの5年間でどれだけ努力して成長したかがとてもよくわかる。そういう成長が見える人。学生たちに希望を与える人）
昼休みに、彼とおしゃべりする場を設けたら、受講学生100人中30人が集まった！
というわけで、当日の学生たちのプレゼンテーションの写真はあるけれど、彼の写真を撮り損ねた！ので、彼を知りたい方はこちらを。
ちなみにトップ写真は、身びいきで武蔵大学2年生を載せました。
ちなみに、この授業、毎週（金）9:00-10:30を公開にするか思案中。大学のベストティーチャー賞を連続して取っている授業です。5月3日もあります。
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