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本物を体験!大好評の「うちたびクッキング」第2弾開催報告

5月24日、東の食の会×We-Steinsコラボ企画「うちたびクッキング」を開催しました。

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うちたびクッキングとは、休校で家にいても「子どもたちの好奇心と想像力は止まらない」をテーマにWe-Steinsが提供する、料理体験を通したオンラインのSTEAMプログラムです。

しばらく遠出ができない中、「おうちにいる子どもたちに、今こそ本物の体験を届けたい」という想いから、料理を通して旅にでちゃおう!というコンセプト。前回のMORIUMIUSとのコラボに引き続き、今回は、東北の食のブランド発掘・育成に取り組む『東の食の会』と連携し、生産者さんも応援するという企画です。

9組のご家族が参加してくださったプログラムの様子をお伝えします!

【前半:ニワトリに会いにいこう】

はじめに、今回の訪問先である福島県相馬市の『大野村農園』さんを紹介。

「しょうへいさん」こと、菊地将兵さんが営む大野村農園は、こだわりの平飼いのニワトリから生まれる、美味しくてオーガニックな『相馬ミルキーエッグ』が大人気です。

まずはGoogleEarthを使い、東京駅から福島の農園までひとっ飛び!ニワトリ小屋前で出むかえてくれたしょうへいさんと合流し、バーチャルツアーの開始です。

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衛生管理上、普段はなかなか養鶏場の中へは入れませんが、しょうへいさんカメラ映像を通じて間近でニワトリたちの様子が見られるのも、オンラインならでは。

最初に出会ったのは、ひよこが少し大きくなった状態の“黒い”ニワトリ(しょうへいさん曰く “ことり”)。ニワトリというと白や茶色を思い浮かべますが、予想外の色にみんなビックリ!

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そして、少し進んだ先の小屋に見えた、大人のニワトリたちにも興味津々。

子どもたちから、たくさんの質問が飛び出します。
「700羽のニワトリから1日何個の卵がとれるのかな?」
「オスはなにしてるんですか?」
「ニワトリは羽があるのになぜ飛べないの?」
などなど、本物に触れたからこそどんどんあふれてくる質問に対し、しょうへいさんは1つひとつ丁寧に説明してくれます。

1羽あたり1日に最大いくつタマゴを産むか?」というクイズには、1個から10個まで解答が分かれましたが・・・正解は1個!(1回で産めるのは1個だけ。そして産卵は3日に2日ぐらいのペースだそうです。)

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残念ながらニワトリがタマゴを産むところは見られませんでしたが、リアリティあふれるバーチャルツアーに、みんな大興奮の様子でした。

【後半:マヨネーズを手づくりしてみよう】

ニワトリとタマゴについて学んだ後は、「れいこ先生」こと料理家の山田玲子さんと一緒にクッキングタイム。
「食は一番身近な外交」をモットーに、家庭料理を楽しく大胆に伝授する笑いあふれるレッスンが人気のれいこ先生。今回も元気いっぱいにみんなをサポートしながら、盛り上げてくれました。

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それぞれおうちで用意したもらった、タマゴ、油、酢、塩と調理道具を使って、みんなで一緒にマヨネーズづくりにチャレンジします。

れいこ先生のお料理の様子は、手元カメラも使って分かりやすくレクチャー。

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タマゴの状態を映像で確認したり、油の入れ方の細かいアドバイスを受けたりすることが出来るので、普段レシピを見るだけではつかめない微妙な感覚も、分かりやすく理解できます。

タマゴと油を混ぜ合わせマヨネーズのとろみを出すまで、ちょっと根気のいる作業ですが、れいこ先生からの力強い応援のおかげで、自分の力で頑張る子どもたちの真剣な表情を見ることができました。

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おまけに、ごはんの上に卵とチーズを乗せてレンジでチンするだけという、簡単に挑戦できるれいこ先生直伝のレシピもご紹介。さっそく作ってみているご家庭もありました。

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みんなの手作りマヨネーズが完成間近、プログラムが終わろうとしていたその時!!
しょうへいさんから「あ、うまれそう」と呼びかけられて、農園からの中継映像に大急ぎで切り替え。なんと先ほど見られなかった、タマゴを産む瞬間が訪れたのです!(ニワトリは産む時に立ち上がるので分かるのだそうです。)


この瞬間に立ち会えたことは、子どもたちにとって貴重な体験となったはず。素敵な旅のしめくくりとなりました。

実は、このプログラムはこれで終わりではなく、後日、大野村農園から「相馬ミルキーエッグ+ミルキーエッグのマヨネーズ」という“正解”がおうちに届くのです!

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今回はとても身近な食材であるタマゴをテーマに、自然と食のつながりについて学びを深めました。

さいごに、しょうへいさんから「タマゴは毎日のように食べるものだけど、それを産んでるニワトリのことは知らないと思う。それを、今日は少しでも知ってもらえる良い機会になれたかな。農園にもぜひ遊びに来てください!」というメッセージもいただきました。

今日のことを振り返りながら、ぜひ届いたタマゴを使ってクッキングに再チャレンジしてくれたらうれしいです。

相馬ミルキーエッグで作ったマヨネーズがこちら。

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手作りマヨネーズでポテトサラダも格別な味に。

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【オンラインでどんどん世界を広げよう】

この休校期間に何度か開催を重ねてきたオンラインイベントですが、リアルな場に負けないくらい、元気いっぱいのキラキラした目で参加してくれる子どもたちの姿を見ることができ、とても嬉しく思っています。

今回も「本物」に触れた子どもたちから自発的にいろいろな質問が飛び交い、とてもにぎやかな時間となりました。

普段なかなか実際にはできない体験も、オンラインなら気軽に参加できるとともに、おうちにいながら旅するように、たくさんの世界に触れることができるでしょう。
We-Steinsで提供しているプログラムは様々な分野の学びを組み合わせているので、子どもたちの好奇心や興味の幅をぐんぐん広げます。
 
これまでは都内を中心に対面式ワークショップを展開してきましたが、オンラインなら居住地を問わず、どこからでも参加いただけます。私たちと一緒に日常を飛び出して、ワクワクにあふれた学びの旅に出発しませんか?

これからも、より多彩な学びの場を展開していきますので、We-Steinsの取り組みにぜひともご期待ください!

(文:中務彩夏)

◇◇◇

【うちたびクッキング協力者情報】

■福島県相馬市 大野村農園
菊地さんが経営する大野村農園では、自然にこだわった卵や野菜を育てています。収穫体験や民泊も行なっています。今回ご紹介した「相馬ミルキーエッグ」はお取り寄せできます。
https://www.oonomuranouen.com/shop

■玲子ちゃんねる
山田玲子先生のお料理動画。お子様や在宅ワークのお父さんも作れる超簡単なレシピが揃っています。
https://www.youtube.com/channel/UCAi5_kR9SJuzsXWya4S800g

■東の食の会
一般社団法人東の食の会は、東日本の食文化を世界に発信することを目指し、販路のマッチングや、商品プロデュース、人材育成を行う2011年6月に設立された団体です。東北から新しい食のブランドがどんどん生まれる状態にすることを目指し、三陸の水産業や福島の農業のプラットフォームを創り、運営しています。
https://www.facebook.com/higashinoshoku/

■チームふくしまプライド。
チームふくしまプライド。は、福島の生産者さんと彼らを応援する人が集うファンクラブです。ホームページやFacebookを通し、日々の生産者さんや福島食材の情報発信を行っています。また、定期的に両者の交流イベントの開催を行っています。
https://www.facebook.com/team.fukushima.pride/



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