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ラ・パルマ

年始に不謹慎にも見てしまった。

火山活動の影響で地すべりが起きるかもしれない兆候を
研究観測所が見つけてしまった。
地すべりが起きたら大津波になる。
だが以前似たようなことがあり その時は警告を出したが
津波には至らず 各方面から苦情が来たみたいな経験から
政治の上層部は相手にしようとしない。

という部分と、ある家族が避難できるかどうか ということが
ふたつの柱のように描かれる。

その家族の母親の兄が本国の外務省で、避難勧告をしない要人に囲まれているが、パルマ島にいる自分の妹に連絡してしまう。
機密漏洩だ と後で言われるが。家族の命の前にはそんなもの と
本人も思っていそうだ。


津波が弱くなるところが奇跡的にあって、
そこに逃れた家族は、バラバラに逃げたのに全員無事に出会える。
ただその後ろで「お父さん」と一緒に逃げていた研究員の若い女性は、
地震か津波で親を失った過去があり、逃げる途中で弟が射殺され
天涯孤独になってしまっている。
その対比は、製作者が狙ったものなんだろうか と考えてしまう。



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nobuko fj
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