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今日の映画

「マンデイズ」 と 「ひそひそ星」を見た。

マンデイズはタイムループの話だった。
「ぼくたち、この一週間を繰り返していますよ」というのだ。

タイムループを知る仲間を増やし、原因を探す。
社員全員を仲間にして、部長に知らせるまでが大変。
原因かと思ったことが違っていたとがっくりし
絶対こういう話を受け入れないのかと思っていた女性社員が
もう60回だと叫ぶ。
部長の心残りを優先するか、仕事を優先するか みたいな葛藤や、
誰を信頼し誰との人間関係が人生にとって大切なのか
なんとなく考えていく過程は面白かった。



ひそひそ星 は宇宙を旅する住宅(事務所兼?)型宇宙船が舞台になる。

オープンリールのテープレコーダーに記録されたひそひそ声の情報。
古道具屋から持ってきて並べたような家具それぞれに記録がある。
蛍光灯のカバーの中の、生きている蛾。
唯一の人間かと思われた鈴木洋子も乾電池で動いている機械らしい。
無重力なんて気配もない畳の宇宙船で、雑巾がけをする洋子。

仕事は宅配であるが、届け先は廃墟。
終戦後かと思うような光景。揺れるすすき。
缶を踏んで歩く男は古い町並みから壊れた駅まで歩く。
荒れ地に船がたくさんあるのは大災害も意識しているのか

くしゃみをし、燐寸で火をつけて煙草を吸いお茶を飲み、人間が滅びの道を行くことに涙するロボット宅配員鈴子洋子。

ひそひそとささやきながら人類は滅びていく。





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