メタモルフォーゼの縁側
色々自信のない高校生とおばあさん。
つい近づいてしまいそうになる年寄りと
近づかれると困ってしまう高校生の距離感がリアルだった。
年寄りだって漫画の話もしたいしあちこち行きたいのだが
体がついてこない時もある。
逆にはりが出て頑張れることもある。
おばあさん役の宮本信子が良かった。
漫画の次の巻の発売日を計算し、もうしばらく死ねない
と思う気持ちがとてもよくわかる。
あえてしわしわのおばあさんをしている宮本信子と吉永小百合は
同年齢である。
どんな風に年を取るか、どんなふうに容貌がが変化するかは
人生観ではないところで決まっていくのだろうし と思う。
画数の多い字を書きたがる少年が面白かった。
この子も先が楽しみである。
「薔薇」を書けると自慢する人がたまにいるなぁと思ったりした。
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