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平均所得と中央値

私学の授業料助成の話にまだ怒っている。

今日ワイドショーで、国民民主のコア支持層は
年収600~700万円以上の人たちだという話が出ていて。

思わず、平均年収というのを検索してしまった。
すると
2023年度の平均年収は 524万円。
しかし、所得の中央値は  406万円。

これは6割以上の人が中央値に達していないという事である。
24年度の賃上げでどの程度改善しているかは知らないが
検索最初にうっかり見た「平成21年度」に比べると
20万ずつ低かった。

まぁ 6割の人に嫌われないようにいろいろ考えてはいるらしいが。

考えていないのは維新の私学助成である。
大阪では私学助成で女子高校生を泣かせた映像を覚えている。
あれは橋本さんの時だったけれど。

言ってみれば、年収500万円以下の人の月収くらいの額を
毎月助成しろと言っているわけだから。
本当に正気の沙汰ではない。

公立にしか経済的に行かせられない という家もとても多い。
自分の小遣い以上にアルバイトしている高校生だってたくさんいるだろう。

「富の再分配」という言葉さえなくなってしまった。

それでいて
老後に2000万必要とか言って貯めさせた老人の貯金に課税しよう
と言い始めたり、高額医療費助成を止めさせようとしたり。


金持ちが貧乏人を見下すだけの時代になってしまっているのか。
この「見下し」の中には、障碍者や老人や難病の人なんかも入るんだろう。
そして安楽死とかが入り込むのか。
公教育をどんどん損なっていこうとしているのか。

平均所得が200万円以下の人が20パーセント以上いるこの国で
10年後や20年後をどう考えようとしているのか。




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nobuko fj
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