熱闘『おかず甲子園』〜のぶぶ農業高校、甲子園優勝までの軌跡〜
こんばんは。のぶぶです。
今回は『おかず甲子園』について書かせていただきます。
『おかず甲子園』って、兵庫にあるの?
ありません。
『おかず甲子園』は銀河ソフトウェア株式会社が作成したゲームの最新作であり、高校野球を舞台とした育成ゲームです。
銀河ソフトウェア株式会社といえば『おかずサッカー』や『ソーキ伝説』『ソースのやぼう』など、「食」を題材としたゲームを多くリリースしていることでも有名ですね。
※申し訳ありませんが、私は1つもやったことがありません。
『おかず甲子園』は、有名な野球ゲーム『実況パワフルプロ野球』の野球選手を育成するモードである「サクセス」のようなゲームになるので、「サクセス」が好きならこちらも楽しめるのではないかと思います。あとは経営シミュレーションゲームなんかが好きな人にも合うかもしれません。
以下は『おかず甲子園』の公式Twitterアカウントです。
「おかず甲子園」の記事を作成するにあたっての御礼
こちらの記事を作成するにあたり、「おかず甲子園」の攻略Wiki様に大変お世話になりました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
おかず甲子園~令和名勝負~攻略うぃきhttps://okazukousikenmatome.game-info.wiki/d/
「のぶぶ農業高校」の伝説の始まり〜胎動〜
東京都にある国立高等学校「のぶぶ農業高校」……。
やったろうじゃないか。
立て直しの期限は3年。3年が終わるまでに甲子園優勝を目指します。
まずは初期チームを選びます。ランダムに選ばれたスタメン9人、ベンチ9人の計18人のセットから好きなものを選びます。最大で10回の引き直しができ、それぞれステータスも違うため、厳選していきます。いわゆるリセマラです。
個人的には、一年生の強い投手がいるチームを選ぶと後々楽になると思って選んでいます。
私は厳選した上で、自分が気に入った選手がいるセットを選びました。
「のぶぶ農業高校」の成長〜鍛錬と出来事〜
『おかず甲子園』の基本的な流れは「練習→イベント→練習→イベント→練習……」の繰り返しです。
「練習」は非常に単純で、左右から不規則な速度や動きで飛んでくるボールが灰色の部分に入った瞬間に、画面下部の「START」の部分を押すだけ。
正確には「ボタンを押したタイミング」というより「ボタンを離したタイミング」になるため、私は基本的に押しっぱなしで、灰色の部分にボールが入ったと思ったら指をボタンから離すというやり方をしていました。
「これ、めちゃくちゃ簡単じゃない?」って思った人、今すぐインストールしてプレイしてください。実際やるとわかりますが、タイミングが相当シビアです。
この灰色の部分は監督のステータスである「練習難易度」によって大きさが変わり、能力として一番低い「G」と一番高い「S」とでは、これだけ差があります。
この難しさ、ぜひとも体験していただきたいものです。
「イベント」は練習後に必ず発生し、全部で350個あります。選手のステータスの増減や練習のレベルの増減など、甲子園優勝に向けて、非常に大事な要素の1つです。
しかし、この「イベント」は完全にランダムになっており、エンディングまでに150回ほどお祈りする必要があります。己の祈祷力が試されます。
以下は「イベント」の一例です。
ファンタジーなもの、シュールなもの、食に関すものなど、内容はバラエティに富んでおり、活字を読むのが苦手な私でもつい読んでしまいます。
「のぶぶ農業高校」の規則〜選別〜
さて、このチームを見てどう思いますか?
素直に弱いと思うでしょう。弱すぎると言っても過言ではありません。こんな雑魚どもが練習したところで、甲子園優勝なんて夢のまた夢です。
なので、有能な選手たちを勧誘して強くしていきます。ただし、「のぶぶ農業高校」の野球部は、最大18人までしか選手を抱えることができません。冒頭の「甲子園優勝から遠ざかること51年」という意味がなんとなくわかった気がします。
私の目標は3年目に甲子園で優勝です。なので、現在いる二年生、三年生は3年目にはいないヤツらなので、優先的に新しい選手と交代してもらいます。草野球でもやっててください。大事なのは3年目に残っている現在の一年生。
基本的には何もしなくても入部希望者が来ますが、こちらから探しに行くこともできます。それが「スカウト」。ソシャゲで言う「ガチャ」です。
「スカウト」はちょっと強い選手を、「裏スカウト」はもうちょっと強い選手を、「伝説のスカウト」はそこそこ強い選手を入部させることができます。
「伝説のスカウト」は「旨味」、ソシャゲで言う「石」を使うだけあって、かなり有力な選手がそこそこ出ます。
「札束ゲーにならないバランス」とストアの説明文に書いてあるとおり、無限にスカウトをすることができないのです。そりゃ「伝説のスカウト」連発して、強い選手を集めれば甲子園優勝なんて簡単です。しかし、それができないので、なんとかやりくりしていくしかないのです。スカウトの上限回数は累計で18回となっているので、ご利用は計画的にするしかありません。
「選別」の対象は選手たちだけではない。こいつらをどう思うだろう。
こんな監督にチームを任せられないでしょう。こんなマネージャーにマネージャらせられないでしょう。即刻入れ替え対象です。今までお疲れ様でした。
「のぶぶ農業高校」の進撃〜死闘〜
そろそろ試合でもしていこうと思います。「おかず甲子園」の全体的なスケジュールはこんな感じです。
ここには書いてないですが、細かい練習試合や夏の大会の地区予選などがあります。
試合は非常にチープな画面ですが、1球ごとに細やかなシミュレートがされ、タイムをかけることで代打や投手の変更などもできるので、見た目以上にリッチな中身をしています。
試合の速度については、倍速モードが完備されており、最大32倍速にできます。32倍速の場合、1試合が約20秒ほどで終わります。その20秒すら惜しい、見る価値のない試合である場合は右下の「スキップ」を押してもらえば一瞬で結果が見れます。
勝ちました。……カルビ、その顔をやめろ。
「のぶぶ農業高校」の挫折〜終焉〜
さぁ、このまま練習と選別を繰り返し、「のぶぶ農業高校」は甲子園優勝を目指します。
ば、馬鹿な……。私のチームが、3年間で1度も甲子園に出場できず、地方予選で敗退……だと……?
なにかがおかしい。こんなはずでは……。
くそ。もう一度、もう一度一番最初に戻れることができるのであれば、こんなことには……。
「のぶぶ農業高校」再び〜輪廻〜
気がつくと私は学校の前にいた。国立高等学校「のぶぶ農業高校」……。よく分からないが、再びチャンスが手に入ったようだ。今度こそ「のぶぶ農業高校」が甲子園で優勝する姿をみせる……!
なん……だと……?
私の戦場は、ここじゃない。
「のぶぶ農業高校」の奇跡〜悲願〜
あれから何回繰り返しただろう。何千回と練習をし、何百回の広告を見、何十回の敗北を味わった。
ようやく、私たちは甲子園に辿り着いた。
この甲子園のサイレン、毎度笑ってしまうのでやめてもらいたい。
非常に良い選手が集まってくれたおかげで、準決勝までは順調に勝ち進んでくれた。
準決勝の相手は、そう。甲子園優勝の常連「NK学園高校」。
チームの総合力を示す「チーム力」は低いが、私たちの方がわずかに「チームスピリット」が高い。「チームスピリット」が高いほど大番狂わせを起こす確率が高くなると思われる。
6回裏、先制したのは「のぶぶ農業高校」。エースである担々麺がNK学園高校打線をピシャリと抑え、のぶぶ農業高校打線もそれに応えた。9回表、「NK学園高校」に1点返されてヒヤッとしたが、それ以上の失点はないまま試合は終わった。
NK学園高校、お前たちの思いは私たちが持っていく。
そして、ついに来た決勝戦。突如として勝ち上がってきた高校、「おいしんぼ高校」。全ての能力が格上。こんなところに勝てるはずがない。試合前の選手たちの顔には、そういった気持ちが浮かび上がっていました。そんな選手たちに、私は言いました。
「私たちには、チームスピリットがある」
すると選手たちの顔から不安が消え、スッキリとした表情になった。
さぁ、野球を始めよう。
なんか怖いこと言ってる。
1回表、早速「チームスピリット」を発揮し5点を先制。「おいしんぼ高校」のベンチはざわついているようだった。焦りで冷静さを欠いているのか、「おいしんぼ高校」打線が上手く繋がらない。隙を見逃さずに叩き続ける。6回表、ようやく正気を取り戻した「おいしんぼ高校」だったが、時既に遅し。
世界よ、これが私たちの野球だ!
か、勝った……。勝ったぞ! 私たちは勝ったんだ!
こうして、私の長い3年は終わった。時は正常に進み、今は普通の生活に戻っている。
「のぶぶ農業高校」の3年間を振り返る〜回顧〜
「おかず甲子園」はクリアまでがだいたい1時間30分〜2時間30分となっています。周回時には新キャラクターが開放されたり、10周すると強豪校での育成ができるようになったり、クリア時にドラフト会議で選ばれた選手たちだけでチームを作る「マイチーム」など、周回特典があるため、何回でも楽しめることができます。
ちなみに新キャラクターは最大100周まで用意されてるようです。頑張ってください。「ゴーヤ」はめちゃくちゃ強いらしいです。
ここに書ききれない要素がたくさんあり、選手ごとの細かいステータスや説明文など見るべき部分やシステムが多くあるので、ぜひともダウンロードして遊んで色んなものを発見してもらいたいです。
Twitterで #おかず甲子園 で検索するとガチ勢が高度な会話してたりするので、それを眺めるのも面白いです。
あと、30秒の放置少女の広告が高頻度で流れるのが、外でやってると若干恥ずかしかったです。
とりま、お疲れさまでした
おわり。
「おかず甲子園 令和名勝負」