「SDGs」が叫ばれる時代、今やるべきゲームは『ゴミ箱ーGOMIBAKOー』だ!
すみません、SGDsってそんなに理解してないです。
「Sustainable Development Goals」の略らしい。
最後の「s」、正気か?
おそらく12番とかがゴミ問題に関連しそう。14番もか。ゴミを減らして分別とかしようね、ということか。SDGs、完了。
とにかくゴミを減らそう。
ゴミを粉々にしよう。
ゴミを燃やそう。
ゴミを腐らせよう。
MOTTAINAIモノは大事にしよう。
今日はそんなゲーム。
本記事のゲーム画像はスマホのカメラで直撮りしたものなので、画質の悪さは大目に見ていただけたらと思います。ストリーミングだとスクショ撮れないなんて知らなかったよ……。
🚮|『ゴミ箱ーGOMIBAKOー』といえば何色?
青色のイメージが強い。
そんなことは置いておいて簡単に説明を。
『ゴミ箱ーGOMIBAKOー』は2009年3月19日にPlayStation 3でダウンロード専用販売されていたパズルゲーム。タイトルの通り「ゴミ箱」が主役。
ルールとしてはゴミを上手くゴミ箱に詰め込めればクリア、ゴミ箱の外に無傷のゴミを3回落としてしまうとゲームオーバーというシンプルなルール。ゴミは物理演算処理がされ、全く同じプレイを再現することはほぼ不可能。予想外の動きをするパズルゲームとはこれ如何に。
ここまで聞いただけだと面白さが伝わりにくいが、やれば面白さがわかる。あと難しさもよくわかる。
💬|「PSPlusプレミアム」に入ってるなら、とりあえず触ってみて!
PS3でダウンロード専用販売していた本作だが、現在は「PSPlus」の上位プランの「PSPlusプレミアム」でクラウドストリーミングでプレイが可能となっている。私のように、そんなに考えずに上位プランに加入した人は試しにちょっと触ってみてほしい。
ちなみにクラウドストリーミングとは、PS4/5本体にゲームのデータをダウンロードする必要はなく、ネットワーク上にあるソフトを起動して動かすというようなイメージのやつ。「本体の空き容量やダウンロード時間を気にせずすぐに遊べる!」というのが強みだが、ネットワークの接続が不安定だとプレイが厳しいかもしれないのが悩ましいところ。
📃|ゴミ箱の外に落とさないように、ゴミは粉々にして詰め込もう
「ゴミ」は「ゴミ」らしく
以下はゲーム画面。ゴミがどんどん流れてくるので、それを青いゴミ箱に詰めていく。勢いよく落とせば下に叩きつけられ、ゆっくり置けばそっと底に横たわる。現実と同じようなイメージだ。ただ、ゆっくり置いてばかりだと、すぐにゴミ箱がいっぱいになってしまう。下の画像にある電球は無駄にスペースを取ってしまいそう。
マグカップで、
こうじゃ!!!
先に入れたものが邪魔になりそうなら、硬いもので上から勢いよく落として粉々にすればいいね。……でも、次はマグカップがそのままの形で残ってしまっている……。
香水瓶で、
こうじゃ!!!!
マグカップ硬ぇ!!……と、まぁこんな感じで粉々にしていく感じ。
MOTTAINAIおばけ
ゴミ箱に入ってくるものはゴミばかりではない。中には「MOTTAINAI」アイテムが存在する。こいつだけは大切に扱わないといけない。なぜならMOTTAINAIから。
ゆっくりとゴミ箱の底に置くと、外側にいる謎の黒い生物が回収してくれる。誤って傷つけてしまうとペナルティがあるので気をつけよう。
「ゴミ」のボス戦
そんなこんなでステージがある程度進むとボスが出現する。ゴミのボスってなんやねん、という気持ちはあると思うが、ボスなんだ。こいつをゴミ箱に入れてからすぐに粉々に破壊しなければならない。破壊しても、すぐにステージクリアというわけではないので油断は禁物。
「ECO」と「EGO」
そんなこんなですべてのゴミをゴミ箱に詰め込むとステージクリア。ゴミ箱の外に出てしまったゴミの量やMOTTAINAIを回収した数などで評価をしてくれる。最大ランクは「SSS」まであるが、たぶん頑張ってゴミを捨てないと難しい。
❌|全ステージを通しでプレイしないといけないという、ECOじゃない仕様
本作はメインディッシュモードの全6ステージをクリアすることでエンディングを迎えるのだが、途中でやめることが許されない。正確には、PS本体をスタンバイモードにして中断することはできるが、ゲーム自体を終わらせてしまうと途中のステージから再開するということができない。5ステージ目でやめたら、また1ステージからやり直しになってしまうので気をつけてほしい。そして、覚悟を持って挑戦してほしい。
もしかしたら、「ストリーミング」という形式上、スタンバイでの中断ということがし辛い可能性が高いので、本当に覚悟してくれ。
⭕|耳馴染みの良い、クオリティの高いBGM
「ゴミ箱」というテーマだが、ステージ中のBGMは非常に洒落ていて、曲単体で聴いてもクオリティが高い。個人的にはステージ5の爽やかな曲がすごく好きで、嫌になるほど聴いた(クリアできなくて聴かされた)気がする。ちょっと調べたら作曲者がインタビューを受けている記事があったので貼っておく。
⭐|徐々に規模が大きくなっていくゴミの行方を見届けて欲しい
ステージ1では鉛筆やホッチキスなど、身近なゴミが多い。背景にはゴミと比べて大きな人物が動いているのが見え、ゴミの種類と背景で大きさに関連性があることがわかる。ステージ2ではゴミの種類がレベルアップし、背景もオフィスに、ゴミはギターや電子レンジといったラインナップになっている。ステージ1とは明らかに違う大きさになっている。この「ゴミのスケールアップ」っぷりも本作の魅力で、めちゃくちゃおもしろい要素の1つなので、ぜひとも自身の手で進めて、どんな「ゴミ」が出てくるのかを見届けてもらいたい。
ステージ2ではマッチが出現し、ゴミを一気に燃やしてスッキリさせるといった処理の仕方が可能になる。合わせ技として、ゴミ箱に蓋をして中の酸素を少なくしてから蓋を外すことでバックドラフトを引き起こすなんてこともできる。
他には少し傷をつけてからわざとゴミ箱の外にゴミを落とすテクニック、コントローラーを振ってゴミ箱内の細かいゴミを下に落とすなどのテクニックなどもあり、案外プレイヤーのテクニックが必要な作りになっている。
私は昔にプレイ済みだが、非常に歯ごたえがあるゲームだったのをよく覚えている。知名度としてはそこまで高くないと思うので、もっと多くの人に知ってもらいたいゲームの1つだ。これを読んだあなたにも、是非ともお手伝いいただきたい。
これは私の「EGO」。
それでは。
おわり。
あなたが私をサポートすると、私はあなたからサポートされることができます。