北米のヨーロッパ、モントリオール
旅行110日目。2024/08/17。
メキシコ最終日。朝3時過ぎに起床後、パッキングをしてUberでAeropuerto Internacional Benito Juárezという空港へ向かう。ゲートに1番近いプライオリティーパスラウンジはかなりシェビーな感じやったが、空いててネットが早かったので快適。搭乗の時間まで次の目的地のモントリオールのリサーチなどして過ごす。
その後6:55の便でカナダのモントリオールへと飛ぶ。スターアライアンスメンバーやからか、自動アサインのシートが通常やと追加料金が必要な非常口のシートになっており、さらに三列シートに自分だけやったのでラッキー。長めのフライトなので助かる。
5時間ほどのフライトでMontréal-Pierre Elliott Trudeau International Airportへ到着。
バスで中心街まで行き、そこから徒歩で本日の宿のAirbnbへ向かう。
空港のバスチケット売り場に並んでると、後ろから男性に声をかけられ、これからモントリオール去るので自分のまだ使える交通パスあげるよと言われラッキー。もらったパスでダウンタウン行きのバスにも乗れた。確認すると明日まで市内の公共交通機関乗り放題みたい。
モントリオールは中心地の宿がクソ高く久しぶりのAirbnb宿泊。多分South Centralという地域で、ダウンタウンから徒歩10分ちょっとの住宅街。部屋のバルコニーがいい感じ。そしてWi-Fiがえぐいレベルの爆速。
中南米からのモントリオールなので、余計に先進国に感じる。そしてしばらく危ない地域にいたので、めちゃくちゃ安全に感じる。ずっと使っているHolaflyのeSIMもめちゃ早い。もちろん5G。
Airbnbで荷物下ろし、空港でもらった公共交通パスを使って、Montreal Museum of Archaeology and Historyへ向かう。モントリオールの設立以前から現在までの歴史に関連する展示物が中心。値段はなかなか高かったが、モントリオールのユニークな近代史など学べて大変興味深い。特に300年近く前にたった100年ちょっとフランス領であっただけで、今だに言語含むフランス文化が継続されているのが他のヨーロッパの旧植民地の現在と比較して大変興味深い。これがフランスじゃない小国とかやったらかなり状況が異なったんじゃないかなと想像。
夜は、プーチンと呼ばれるケベック発祥の料理が食べられるらしいLa Banquiseという有名店へ。18時過ぎに行くと少し並んでいた。
プーチンはポテトフライにグレービーソース、チーズなどが乗った料理のようやが、メニューにはいろんなアレンジの種類があったので少し迷う。初めてかつ量がかなり多いと聞いていたので、余計なトッピングが無さそうなクラシックという1番スタンダードっぽいのをオーダー。
デフォルトで肉とかも乗ってるのかなと思ってたが、サーブされたクラシックプーチンは本当にポテトの上にソースとチーズが乗っただけのものやった。普通に美味くビールは進むが、やはり肉がないと旨味要素が足りず後半飽きる。さらに小さい方のサイズをオーダーしたのにそれでもめちゃ大盛り。モントリオールのビールを飲みながらなんとか完食。
後から来た横のカップルが頼んでいた肉トッピング有りのプレートを見ると、肉がめちゃくちゃ山盛りで完食できなさそうな量やったので、結果的にクラシックにしてよかった。次回は複数人で来てアレンジメニュー頼みたい。
帰りはLa Banquiseという公園を通り、Super Cというスーパーマーケットでペットボトルの水を買ってAirbnbに帰る。
公園にはDollard Des Ormeaux Statueという、先住民と戦ったフランスの英雄の像があったが、先住民からしたらただの侵略者が讃称されているのは、勝者の歴史やなぁと感じる。ただ調べると、特に最近ではこういう過去のことを反省しようという潮流になったりもしている模様。
公園自体は住宅街の中にあり思ったより大きく、芝生やベンチで地元の人達がピクニックしたり読書していたりと、かなりいい雰囲気。
Super Cはカナダのディスカウントスーパーのようやが、野菜などは日本と同じか少し高いくらい。ただメキシコ産のアボカドなど物によっては日本よりもめちゃ安い。昔教科書で習ったアメリカカナダメキシコの貿易協定ってこんなに日常生活に利益あるんやなというのが垣間見れ興味深い。そして肉もめちゃくちゃ安い。毎日大きなステーキ食べられる値段。
夏は20時くらいまで明るく先日訪問したヨーロッパみたい。気温も25度くらいで暑過ぎず過ごしやすい。体感湿度は少し高め。
Airbnbまで歩いて帰り本日終了。