ジュニア選手のパフォーマンス発揮を妨げる親の3つの行動
1.過度なプレッシャーをかける
試合前に「絶対に勝て」「もっと頑張れ」というような言葉を繰り返す
親の存在は、ジュニア選手にとって大きなプレッシャーの要因となります。
ジュニア選手は、ただでさえ試合に勝ちたい、親に認めてもらいたい
という気持ちを持っているので、こうした期待が重荷になりがちです。
そしてこのプレッシャーは、試合中の緊張感を増幅し、ミスや消極的な
プレーを引き起こす原因となることが多く、結果的に本来の力を発揮でき
ない状況を作ってしまいます。
2. 試合観戦中、子供がミスをすると、ネガティブな態度をとる
子供は全力でプレーして、結果的にミスをしてしまうことがあります。
ミスした時に親を見たら、親の顔に怒りやイライラの感情が現れてたら
子供は萎縮して、だんだん思い切ったプレーができなくなってしまいます。
だから子供がミスをしても、親を見ることで安心できるような態度を
取ってあげましょう。
3.試合後にダメ出しをして説教する
子供は試合に勝って、自分ではいいプレーをしたと思っていても、
親はいいプレーについて一切触れなかったり、負けた試合の後に
落ち込んでいる子供に対してすぐに、
「あのプレーはダメだったな」
「なんであそこであんなプレーをしたんだ?」
などと、ダメ出し、説教ばかりをしたら子供は、頑張っても
親はどうせ褒めてくれない、またダメ出しされる、と思います。
そして、試合後に親と話すのが苦痛になってしまいます。
試合観戦中は、子供がいいプレーをしているな、頑張っているな、
と思えるようなところを見つけて、まずはそれを伝えてあげましょう。
その後で、ミスや課題にたいする対処法について、子供に寄り添う態度で
一緒に考えてあげましょう。
もしあなたが、そうは言っても親としてどうしても態度や言葉に
出ちゃうんです、と思っているなら、思い切って子供の試合を見ることは
やめましょう
それが即効性のある、一番の解決策です。
そして、お子さんが親にどんな声かけや態度、サポートをしてほしいのか、
話し合ってみてください。
親としてのあなたにしかできないサポートがきっとあるはずです。