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なんでメンタルコーチになったのか?

今回は、私がなんでスポーツメンタルコーチになったのか?
ということについてお伝えします。

私は子供の頃から運動好きで、友達とサッカーをやったり野球をやったり
毎日朝から晩まで外で遊んでいました。

テニスは、両親と一緒に近所の公園で壁打ちをしに行ったのがきっかけです。

本格的にやり出したのは、大学テニス部に入部してからでした。

テニス部に入るまではお遊びでしたが、大学では勝負ごとになるので
プレーが上手くいかなかったり負けたりすると、自分自身をけなしたり、
モノに八つ当たりしたり、ラケットを投げたり、それはひどい選手でした。
(決して真似しないでください!)

要するに、私はメンタル面が未熟なテニスプレーヤーだったのです。

でも、そんなことをしたところでテニスが上手くなるわけでも勝てる訳でもなく、
どうすればいいか、その答えを探して悩んでいました。

そんなある日、大学の図書館で

「メンタルタフネス」(ジムレーヤー著)

という本を見つけてました。

著者が元テニスプレーヤーでテニスのことについて書いてあったので、
興味本位で読んでみたのです。
それが初めて「メンタル」という言葉、「メンタルトレーニング」
というものを知ったきっかけです。

もう今から30年前になるので読んだ時の効果などは覚えていませんが、
メンタルコーチになるきっかけになった本であることは確かです。


大学卒業後、実業団でプレーしながら某大学のテニス部コーチとなりましたが、
指導していて感じたのは、練習でどんなにいいショットを打てても、
試合で実力を発揮できなければ勝つことはできない、ということでした。

多くの試合で、メンタル面が勝敗を分けていたのです。

そこで、選手たちのためにメンタルトレーニングをしようと思ったのですが、
20年前はまだメンタルトレーニングの情報収集するのが大変で、本屋に行っては
使えそうな本を探し、見つければ買って読み、試合で自ら試して、これはいい!
と思ったものから選手に伝えていました。

また、スポーツ心理学で有名な東海大学の高妻先生の本も読み、
セミナーがあれば参加していました。

そのほかにも、当時はまだあまり知られていなかったコーチングを学んだり、
NLPも学び、選手の実力を引き出す方法も身につけました。

そうやって試行錯誤しながら選手にメンタルトレーニングをしていくと、
少しづつ選手のプレーがよくなり、それが結果に繋がって行ったのです。
選手たちもメンタルトレーニング効果を実感してくれ、すすんで取り組む    ようになりました。

このようにメンタルコーチとして人と関わり、成長をサポートできることはとても楽しいし、やりがいがあると感じました。そして、「これが私のやりたいことなんだ!」という思いがだんだん強くなっていきました。

現在の私は、サラリーマンをやめてプロメンタルコーチとして独立し、
ジュニア~プロのテニス選手をはじめ、経営者、起業家などに
メンタルトレーニングをしています。


そして私のゴールは、メンタルコーチとしてサポートしているテニス選手が
グランドスラムに出場し、それを観客席から応援することです。

まだまだ道半ばですが、ゴールまでのプロセスを楽しみながら進んでいきたいです!

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