ライバルの存在はプラスかマイナスか?
よく、ライバルがいるから自分も成長できる、って言いますよね?
ライバルの存在は自分にとってプラスに作用する、エネルギーをもらえる、共に成長できる、などいいことがたくさんあります。
でも、そのライバルの存在が、邪魔になる時があるって知ってますか?
私がメンタルサポートしていた、アスリートのAさんが試合でなかなか結果が出ていなかった時に、
「いつも一緒に練習したりしているBさんは結果が出ているのに、私は全然勝てていない。。。」
と落ち込んでいました。
ライバルと比較して、自分はダメな選手だと決めつけていました。
そんなAさんに私がかけた言葉は
「Bさんが結果出そうが出すまいが、あなたには関係ないよね?」
「今、自分にできることをやろうよ!」
でした。
Bさんが試合で結果を出すかどうかは、Aさんにはコントロールできません。
それよりも、Aさん自身が試合でパフォーマンスを発揮し、勝つことに意識を向けることが大切です。
コントロールできること、できないこと、どちらに自分の意識が向いているかを認識する必要があります。
そんな話をAさんにしたら、
「そうだった。私は今までなんて無駄なことをしていたんだろう。」
「はやく試合がしたい!」
と言って、すぐに気持ちを切り替えていました。
メンタルトレーニングをしていたから、理解できれば気持ちの切り替えはあっという間でした。
ライバルの存在が自分にとっていい影響を与えてくれているなら、意識すればいい。
でも、ライバルの存在が自分にとってマイナスに作用するなら、一旦忘れることも必要です。
あなたのライバルは、あなたにどんな影響を与えていますか?
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