葬儀不要論に対しての鉄板の回答
まず葬儀不要論に対する大原則
葬式不要論ってさ、学生の頃から30年付き合ってた3人組の仲間がいたとするでしょ、そのうちの一人が急に亡くなりました。「葬式なんか意味がなくて無駄だから、いかない」とか「家族でない人とは疎遠だから要らない」とかってそういう話なんですよ。最後ぐらいお別れしたいでしょという話。
親しい友達の死とか、極端に言えばその人の子供の死っていうのを想定すれば、「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁ!」とかは軽々に言えなくなります。
上記の友達の死や仲間の死について、無駄だからやらない方がいいですっていうのはあまりにも人の心がなさすぎるというのがまず一個目の原則。弔いをしている人に「弔うなよ無駄だから」とは言えないという話です。
それでも決定権は遺族にある、そして状況に応じてが葬式
葬儀はやった方がいいと思うけど、、経済的な状況や親族間のもつれでできないときがあります。それはそれで責めないっていうのも、また人情の一つです。状況に応じてできる範囲でできるだけが基本です。
出来る範囲でしかできないってのは、例えば自分もお金がないし、本人も事業失敗しちゃった借金しかないっていうときだってあります。
そんな時は、火葬してもらえるだけだって御の字でいやぁ有難い世界だなという話になるんです。
いくら希望があっても実行するのは遺族だし、どんな葬儀をするかも遺族が決定します。遺言書を残しても遺言通りに執行できないされない場合もあります。
葬儀不要論はバズるけど、不要論へのカウンターは当たり前だからバズらない
こういう話は当たり前でつまらないからバズりません。でも大事なんですよ。普通の人生を生きて、普通の事を当たり前にやりましょう。それが前人の知恵で割と歴史の中で取捨選択された知恵ですから、全部の意味がわからなくてもやっておいた方が無難ですよっていうのは常識的過ぎて驚きもなにうもないのでバズることがありません。
例外をいえば、テレビとかマスコミで派手過ぎる目立つ形で不要論とかを披露してくれれば、その時だけはバズるチャンスになります。
でも狩るだけ狩ってしまったのでもうめったに現れないんですね。
葬儀不要論に対して語れるエキスパート
葬儀不要論はどんどん、僕にぶつけてください。全部答えます、27年ずっと葬儀不要論に向き合っていますので、あたらしい切り口が欲しいです。「この理由で、葬儀不要です」って言ってみてください。余裕で答えます。
ネット黎明期からやってますから、ほとんどの葬儀不要論にたいしては答えてきましたから、なんか繰り返しなんですよね。
俺の葬儀は・・って謙遜と、故人の遺志を間違えないように
それと昨日気が付いたんですが、本人の希望「大げさにしなくていい、家族だけで負担なく楽に送ってくれればいいから」ってあれ、希望じゃなくて謙遜なんじゃないかとおもったんですよ。その希望って謙遜なんじゃありませんか?って、やっぱり遺族が考えるものだなぁって思ったわけです
個別の質問と答え、葬儀不要論に対するQ&A
Q,お金のない人はどうしたらいいでしょう?
A,家に連れ帰って3日ぐらいお別れの時間をとって葬儀としましょう。内容的には自宅安置の火葬のみですが、みんなは順番にお別れできるし。香典も親戚、友人、近所の人から集まります。それで自己負担は軽減できます。儀式は出来る範囲でできるだけが基本です。
Q,やせこけた顔を見せたくありません
A,故人の希望でお別れはご家族だけでということも出来ますしエンバーミングやティッシュビルディングで痩せの対処できます。見られる程度の修復技術があるので対応できます。
Q、お葬式すると残された遺族や弔問客が余計悲しくなるから
A、悲しくなるのは愛していたらで、愛してない人の死は別に悲しくもなんともないです。ありがたいですねぇ、悲しんでくれるって言うのは愛しましたってことなんでいいことです。
Q,葬式は生きている人のためのものです。死んだ人にはわからない。
A,祈るときにどこに向かって手をあわせていますかという問いが答えです。そして、死んだ人が知覚しなくても弔えば弔われた人になるし、弔わなければ弔わなかった人になります。知覚の問題ではなく事実の問題です。
Q,最後にお別れしたいだけなら、お別れ会でいいんだよな、別に仏教である必要はない
A,人は信仰に伴って節目を迎えます、神道の人は神道で、キリスト教の人はキリスト教で迎えます。その人にふさわしい信仰によるものです。ただし宗教者によって送られることは大勢に安心を与えます。
まとめ
葬儀不要論に対する回答って言うのは、もう出ています。あとは亜流がいろいろあるけど、要するに金がないと気に食わないの二大レジェンドです。
回答としては、金がないは「がんばれ」か「金のかけ方は自由だ」が答えになるし、気に食わないっていうのは「どこがだい?」って個別に解決することが対策になります。
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