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この話題、私の中では当たり前過ぎて、どうやら一度も記事にしてなかったので、書いてみます。

人間は飲まず食わず、すなわち、「不食」でも生きられるという話です。
「不食」は「断食」とは違います。

「断食」は一定の日数、我慢して食べないことです。
「不食」は文字通り、食べずに何年も普通に生きて生活することです。

不食にも、
・まったく口に何も入れない。
・水だけは飲む。
・たまに気が向いたら何か口に入れる。
・一定の少量の食品だけ規則正しく食べる。

など色々なタイプがいるそうですが、世界中に実践している人は何千人もいると言われています。

ちなみに日本人だと、こんな実践者がいます。


修行の聖地、インドだとこんな人とか。

note住人の方でもいらっしゃいますね!このシミの変化はすごい。
やっぱり、人は食べ過ぎることで、体のメンテに回すリソースが足りないんだな、ということがよくわかります。

科学的にも、特に説明が難しいわけではありません。
まず、人はエネルギーがあれば、生きていけます。

不食の人も、不呼吸はさすがに難しいと思います。
ミトコンドリアがエネルギーを作り続けないとさすがに生きてはいけないかなと。

ミトコンドリアや細胞を動かす氣のエネルギーは、経絡や、自然界から得ることができます。
調べてないからわからないですが、不食の人も、経絡からは確実にエネルギー供給をされているはずです。

正直、体の構造物である栄養素や水分は、人体という優秀なリサイクル工場さえあれば、外から何も得なくても内製化できます。

たんぱく質や脂肪を分解して、再構築する機能もありますし、水分をろ過する機能もあります。

この辺りは、徐々に食べないように訓練していき、徐々に機能さえ高めていけば誰でも問題なくフルリサイクルできると思います。

不食の人の、腸内細菌はどういう状態になるのかとか、とても気になりますが、実際に不食の人がいる以上、これは科学です。

現代科学は、この事実を真正面から捉えて、それを説明できるようにしないといけないと思います。

私も、いまは煩悩が多過ぎて不食はできる気がしないですが、60歳くらいにでもなったら、好奇心を満たすためにやってみようかと思います。

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高橋伸嘉(のぶよし)|自然細胞科学研究者/(株)ルクセス代表/(株)QUEENS&CO.代表/僧侶/
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