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インド人は手でご飯を食べるから胃がんが少ない。

日本人は胃がんが多い国です。

原因は諸説ありますが、その一つが、お味噌汁やお茶など熱いものをそのまま飲む習慣があるからと言われています。

確かに、手で触ったら火傷するようなものをそのまま飲み込んだら、食道や胃が火傷をしない訳はありません。これが毎日続いたとしたら、炎症が長引きガン化することはあり得るでしょう。

インド人は熱いカレーを食べるときも手でつかみます。そうすると必然的に、適温でしか口に放り込めないのです。熱々を食べるのは不可能です。
そのため食道や胃に負担が掛かることはありません。これが胃がんが少ない要因と言われています。

実はこの手で食べる利点は他にもあります。

それは、「味が美味しくなる」ということです。
人間の身体は思ったより複雑に興味深く出来ています。

人間が食べ物を手で触ると、その情報を得て、人間の身体はどんな食べ物が来るかの準備をして、それに対応する酵素などを出し始めるのだそうです。

そのため味が美味しくなります。

確かに個人的に、お寿司は箸で食べるより、手で食べた方が1.2倍くらいは美味しいって思ってます。

レモンを食べようとすると、口の中から唾液が出るようなのと同じ仕組みですね。

これは自然界では酸っぱいものは腐ったものなので、その毒素を洗い流すために、唾液をいっぱい出そうとすると言われています。

お味噌汁は栄養満点だし、美味しいし、習慣としてはやめなくて良いです。

飲む時には、口の中である程度冷ます。コップの水を置いておいて、すぐに温度を下げる。

これを心掛けてください☆


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高橋伸嘉(のぶよし)|自然細胞科学研究者/(株)ルクセス代表/僧侶/
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