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ミトコンドリアを活性化しないと病気はよくならない。

今までの病気の治療は、臓器や細胞にスポットが当たってきました。診療科目は、脳、消化器、循環器などに分かれていますし、再生医療はips細胞などが注目されています。

しかし最近の研究により、より注目すべきはミトコンドリアにあるということがわかってきました。すなわち、ミトコンドリアの機能が衰えてくることが病気につながり、ミトコンドリアをふたたび活性化することで、その病気が治癒してくのです。

ご存知ミトコンドリアは、細胞内に存在して、人体にとって極めて重要なATPというエネルギーを作っています。息を止めると死んでしまうのも、必このミトコンドリアがエネルギーを産生できなくなるからなのです。

またミトコンドリアの呼吸活性は年齢と共に下がって行き、120歳くらいで0まで近づきます。このミトコンドリアの衰えが寿命とリンクしているとも言われています。

ミトコンドリアは、体の”電池”です。電池が切れかかっていれば、体の活動が弱まり、電池が満タンであれば体は元気なのです。

年相応にミトコンドリアが衰えてくるのはある程度仕方ないですが、それでも病気を治療する場合は、電池を充電して十分なパワーを供給してあげる必要があります。

ミトコンドリアを最大に充電するための三大キーワードは、酸素、良い水、水溶性ミネラルになります。

まず、空気の悪くない場所での深い呼吸により、十分な酸素を血管に乗せて上げる必要があります。

水は全ての化学反応に必要なものです。ミトコンドリアのATP産生に必要なタービンを回すために、水素イオンなどをたっぷり含んだキレイな水が理想です。

ミネラルもATP産生に必須ですが、現代人は慢性的なミネラル不足ですので、水溶性ミネラルを摂取して全身のミネラル量を増やしてあげる必要があります。特にミトコンドリアを形成するケイ素を多めに摂取することも大切です。

また当然ながら、これらが毛細血管を通じて、全身の隅々のミトコンドリアまで届けられないと意味はありません。

ミトコンドリアの最大活性に必要な要素は他にもありますが、まずは基本の3つを押さえていきましょう。

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高橋伸嘉(のぶよし)|自然細胞科学研究者/(株)ルクセス代表/僧侶/
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