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「それは人類を向上させるのか?」

シリコンバレーで投資を集めたりするときに、投資家からは、こんな質問をされるそうです。

確かに、グーグルや、アマゾン、フェイスブック、アップルなどは、目に見えて私たちの生活を向上させてくれました。

この4社になら、税金をたくさん払いたいくらいです。

日本では、色々な理由をつけて、ベンチャーが育たないと言われてますが、日本の起業家を見ると、この「人類を向上させるのか?」という視点が足りないように思えます。

志の大きさというのか、次元の違いというのか、なんとなく流行りのIT分野で起業して、上場して、お金持ちになって~というのを目指している感覚を覚えます。
これでは神からも愛されず、当然相手にしているマーケットが小さく、規模感が出ないのは当然です。

大企業でもベンチャーでも同じです。
企業は社会の公器。自分がお金持ちになるための仕組みではありません。世の中を良くし、人類を進化させ、そのお礼として企業は儲けて行くわけです。

すべての企業に、
「それは人類を向上させるのか?」という質問を持ちながら、事業運営をしてもらいたいな~と思います。


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高橋伸嘉(のぶよし)|自然細胞科学研究者/(株)ルクセス代表/僧侶/
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