見出し画像

昔ロードバイクを買って、山道を一人で上ったことがありました。

真夏だったので、汗がどんどん噴き出ます。
歩いた方が早いんじゃないかというスピード。

飲み物を買ってくるのを忘れたので喉が異常に乾いてくる。
やり始めたことを後悔するが、一方通行なので引き返せない。

そんな葛藤をしながら1漕ぎ1漕ぎこいていると、ようやく山頂につきました。もちろん眺めは最高。

帰り道は、一切漕ぐ必要もなく、す~っと猛スピードで駆け下りてきました。

感想。

「下りはつまらん」

なんの心の葛藤もなければ、成長もない。ぼ~っとしてたらただ、ゴールにたどり着きます。

人生も似たようなもんだな~と。

上り坂(逆境)のときは、本当にこの道で良かったのか葛藤してみたり、自分の能力や自信を疑ってみたり、それでもなにくそと1歩1歩足を運ぶことしかなく。

一方で、通常では出せない力が出せたり、人生の方向転換ができたり、成長ができたり、その後の達成感がひとしおだったり、ってのは逆境でしか経験し得ないないことです。

松下幸之助さんも言ってました。

「順境よし 逆境もっとよし」

本当にこう思います。人生の楽しさは、上り坂をいかに楽しめるかという能力にかかってると思います。なんぜ、ずっと順境ってことはないのですから。

いいなと思ったら応援しよう!

高橋伸嘉(のぶよし)|自然細胞科学研究者/(株)ルクセス代表/(株)QUEENS&CO.代表/僧侶/
泣いて喜びます!いただいたお金は、新しい本を買うことに活用して、還元いたします♪