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世界一周したのは、マゼランが最初ではない。

今日はこんな本から。

近頃は、「バイオロギング」という、動物に小型のGPSをつける技術が急速進化していて、動物のリアルな行動がわかってきているようです。

例えば、岩手県沖でも見られる、「ハイイロミズギワドリ」という鳥は、7カ月も掛けて、こんな動きをしているそうです。

なんと太平洋をダイナミックに8の字を描くように過ごしています。(黄色いラインがルート)

すごいですね~!ロマンを感じます。

人類はどこに行くにもパスポートやVISAが必要で、窮屈に生きていますが、ハイイロミズギワドリは、地球をわが物のように生きています。

餌の関係もあり、常夏になるように、過ごしているようです。セレブの過ごし方!

また、クロマグロは、太平洋を股にかけて、日本沿岸とカリフォルニア沿岸を往復していることがわかりました。

図鑑などでは、時速100kmなどと言われていたようですが、平均時速は7km。これでも海の動物ではかなり速い方です。地上ですと人間がジョギングするくらいのスピードです。

そして、アホウドリ
滑空能力は鳥の中でも断トツナンバーワンと言われ、エネルギーを浪費せずに、長距離飛行をすることができます。

2500km以内の海域に留まっているものもいれば、5000km圏内を移動しているものもいます。

あるアホウドリは、偏西風に東へ東へ飛び続け、なんと46日間で、地球を一周しているものがいるそうです。

いや~動物はすごいですね~!!憧れますね~!来世は鳥になるのも候補の一つに入りそうです。

彼らは地球が丸いということを、人類よりずっとずっと前から知っていたことでしょう。

このバイオロギングの話は、他にも面白いエピソードが沢山ありますので、気になる方は是非読んでみてください。

今後も、さらに技術が進化して、動物の興味深い生態が、どんどん知られてくると思います。


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