細木数子が言う「生き地獄」とアドラー心理学

何を入り口にするかはその人それぞれの縁によるんだろうけど。結局、どれも同じこと言ってる。語られたものには当然、個別の文脈が付いているから別のものなんだけど。相手に合わせた適切な人物を選んで引用すればいい。同じことを伝えるのに細木数子のほうが伝わるか、アドラーを持ち出したほうが受け入れられやすいか、その人の背景に合わせる。

例えば、モテないという言葉を使わずに自分がモテないということを表現してみる。出来事は変わらないけど、自分の受けとめかたは変えられる。現在の自分には動かせないカタマリだと思うと気持ちが塞がってしまう。カタマリだと思わずに、部分に焦点を当てれば個別のモノが見えてくる。大きな障害がある、では物語にならない。大きなものから小さな部分を手にとって、よく見て対処していく過程に滋味がある。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?