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写真好きの一人言『写真とカメラ、どっちが好き?』

仕事や家のことをしている時間が終わり、カメラを手にした時のワクワク感。さらに翌日は休み、天気もよくて1日フリー。ときたら嬉しくてたまらない。

趣味は写真。と答える人なら分かってくれるであろう特別な時間。
もちろん、私も例外ではない。
まだまだ助けは必要とはいえ娘たちも小学生。時間を自分の趣味である写真に使うことが格段に増えてきた。

2,3年前まではカメラに触れる暇がなかったことを考えると毎日カメラを手に取る、何かしらを撮る、現像する。ここまでの流れを常にできる現在の状況はとても充実している。

と、ここで1つの質問発生。
いつもの自問自答タイム。

カメラを持つ、触ったり手入れする、そしてシャッターを押す。
という行為と
カメラを使って自分がいいと感じたもの、残したい時ものを記録する。
はたして自分はどっちが好きなんだろう?

冷静に考えると後者なのだが、じゃあヨドバシなどで実機を触って妄想にふけるのはなんだろう。実際に買うわけじゃないのだから別にしなくていいじゃん。と嫁からの一言に「いや、でも...」と言いながら見に行く現実。

・・・・・

結果、写真を撮ることとカメラ遊びは別物の趣味だと思うことにした。
もちろん私はどちらも好き。
でも写真を撮るということの方が好きだと再確認。

そうは言ってもカメラというものの魔力は凄まじい。機材だけでも、カメラ本体・レンズ・ストロボ・フィルター...さらにはカメラバックまでいたる所にがある。
やらない人にしてみれば
「一台あればいいじゃん」
「なんでわざわざズームがあるのに別のレンズ(単焦点)欲しがるの」
「カメラさえ入ればカバンはなんでもいいんじゃない」
といった意見が出てくる。

かく言う私も嫁から常に...

カメラ遊びをする為には周囲の理解も必要。
やはり今の私には写真を撮るという趣味の方がいいのかな、という考えに辿り着く。

なら写真を撮るという行為を徹底的に楽しんでみよう。
正直なところ、今の自分の機材では撮ることのできない世界もあるだろう。
なにせ10年以上前のカメラを使っているのでAFの性能も高感度にした時のノイズもなかなか...
しかし、そうだからこそ撮れる世界もあるじゃないか。職業としての関わりではない、趣味だからこそ自分の考えで撮っていける。オールドレンズではなくオールドカメラの世界もいいものだ、と思えるようになってきた。
その他にもマニュアル露出の練習をキッカケにして段々とRAW現像も始めた。
撮影時に露出を自分で考え現像時に答え合わせをする楽しみ。さらにはカメラの提案してくる絵と自分の好きな雰囲気の絵を比べていく楽しみ。そうすることで気づいてくる自分の撮りたい世界を記録する為には次はこうしようかな、と考え次回の撮影を心待ちにする楽しみ。
明らかにそれ以前とは写真の楽しみ方が増えてきた。
多分これ以外にも自分が気づけていないだけで色々な楽しみがあるだろう。
こう考えると写真・カメラという世界に足を踏み入れてよかった。
何事も深く知れば知るほど面白さを感じるのであろうが、自分には写真という世界は合っていた。
撮るということの方が好きだが、カメラという機材も含めどちらも楽しめる。
これからもこの趣味を楽しんでいこう。

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