自分という生き物⑨〜高校編〜
月曜日の1限は音楽の授業って決まってたんやけど、先生がスポクラの味方やったからみんな毎回映画鑑賞しながら地べたで寝てた。どうもNobuです。
9月も知らん間に終わろうとしててガチで時の流れはやっ、、って最近感じてるこの頃。日本は夏から秋へ、ニュージーランドは冬から春へと季節が移り変わってきてますね。それもそのはず、ここ3週間週末は旅行へ行っていたのですが、(働け、勉強しろ俺)車で目的地に向かっている途中でまさかまさかの桜がいくつか咲いているところを見かけました。僕、正直な話桜って日本しか咲いてないもんやと思っていたんですけど、全然そんなことなかったですね、、普通に知ったかして海外の人に「桜って日本にしかないのって知ってた?あ、知らんよね〜」とかアホみたいなことほざいてました。(マジで一回殴られた方がいいで自分)でもこの前うちのルームメイトに「花見って知ってる?」って聞いたら「え、花見るだけやろ、え、普通やん」って返されました。(英語でどうやって言うねん!)花見の文化はどうやら日本だけのようですね。NZはワインが有名なんで、とりま桜の木の下でワインでも飲もやって言って花見の文化を適当に広めときます。すいません口だけです。
いよいよ華の高校生活の始まりや!ってイキがっていたのも束の間。入学する前から課題を課されることになります。そう、坊主です。「球児でも無いのになんで坊主にせなあかんねん!」って普通に公言したかったのですが、まぁこれが陸上部に入学する前提条件だったので仕方なく入学式前に丸刈りしました。今でこそ坊主の学校は減ってきてはいるものの、当時は陸上部の強豪校はほとんど坊主でしたし、僕もそれが普通なんかなぁと思ってました。
僕が入学したのは某R高校。校内に世界遺産に指定されているお寺が建っており、毎日その寺をぼーっと眺めながら学校に通っていました。夜はライトアップしていたので観光客もちらほらという感じでしたね。そんな某R高校なんですが、びっくりするのはそれだけじゃ無いんです。まさかの県内私立ナンバーワンの偏差値で、毎年京大への進学数が全国で3本の指に入るほどの学校だったのです。(普通にえぐい)「え、じゃああんたもそんくらいの偏差値を持ってるってことやんな?」ってまぁ結構周りから聞かれていたんですが、はい全然そんなことありません。「じゃあなんでそんなえぐい学校入れてんねん!おかしいやろ!」って皆さん口を揃えて言うと思うんですが、僕はというと陸上の成績が認められてスポーツ推薦を受け、勉強クラスとは別のスポーツクラスで3年間過ごすことになりました。スポクラとはその名の通りスポーツに特化したクラスで、スポーツ万能な奴らがうじゃうじゃいるようなクラスです。
そして入学式当日。男は一度は考えるであろうこと。それは、「クラスにどんな女の子がいるんだろうか!」これです。このワクワク感って好きな子とのデート前日の夜ぐらいワクワクしますよね!(知らんけど)
そんな高揚感を抱きながら教室へ入るととんでもない景色が待ち受けていました。
クラスに男しかおらん。。。
僕を待ち受けていたのは女の子ではなく、全国トップレベルのアスリートたちだったのです。(男のみ)
この時僕は察しました。「俺の青春は終わった。」と。しかも3年間同じクラス、同じメンバーというなんの旨味もない学校生活を過ごすことがここで決まったのです。「坊主にもさせられてクラスには女の子もいない。あ、俺選ぶ高校間違えたわ。」とこの時本気で思っていましたね。まーーじで。
とりあえずまぁクラスの奴の経歴でも聞いとくかーっと軽い感じでみんなと話していると、「中学で日本一なった」とか「U−15日本代表やったで」とか僕には到底理解し難い回答ばかりで、僕の心は完全に天に召されましたね。そう、某R高校は勉学だけではなく、スポーツも盛んであり、バスケ、バレーボール、体操、吹奏楽、水泳、陸上は日本トップクラス。まさに文武両道。いや、正しくは分別両道ですねすいませんイキリました。(校長は誇らしく文武両道って言ってた)
そんなこんなで地獄の(色んな意味で)高校生活が始まりました。
続く‥
学校の紹介だけでなんでこんな長いねん!って感じですが、それくらいツッコミどころ満載の学校だったので色々書かせていただきました。あと、僕9月までには学校生活の話終わらすとか言ってましたよね?はい、すいません無理でした。ここ最近バイト、走る、勉強するみたいな規則正しい生活しすぎてて書く余裕がありませんでした。(自分で言うな)これからも頑張って書いていきますが、自分のペースで書いていこうと思っているので、そこは悪しからず。ではでは。(いつになったらNZの話書けんねん!)
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