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【2分間読書】モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方 3歳 〜 12歳 の子ども対象(島村華子)
こんにちは、
読書コンサルののぶです
2分間(1000文字前後)で、本の概要と今後のアクションを共有します
紹介する本:
モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方 3歳 〜 12歳 の子ども対象(島村華子)
一言要約 :
子供の育て方についてどのような姿勢でいるべきかを具体性を持って説明した本
3分で読める、アクションに繋がを売りに紹介しています
これまでの紹介本は以下を参照下さい
1.本書を読もうとしたきっかけ
・教育について、科学的な知見が知りたかったから
・あっちゃん(中田敦彦)が紹介していて興味を持ったから
2.本書の概要
第1章 親の声かけ次第で、子どもは変わる
・〇〇ができたから愛情を注ぐと言った条件付きの接し方はしない方が良い。愛情を餌にする接し方を繰り返すと褒められたときに愛されていると感じ、逆にそうでない時には愛されていないと感じてしまうから。特にお母さんやお父さんと一緒に過ごす時間を取り上げられることは、子どもの目には愛情を引っ込められたように映ってよくない
・褒める時、叱るときはどちらも能力や見た目に集中した声かけを避け、努力や警官に言及したり、子どもの行動について具体的に声かけをすることが重要
・大人の勝手な思い込みが、子どもの可能性と経験を狭める。大人の都合や勝手な思い込みで、子どもの行動を制限しない方が良い
・子どもが必要としているのは、大人がどっしりと受け入れてくれているという安心感
第2章 自分でできる子に育つほめ方
・よくない褒め方
おざなり褒め:どういうところがどういう風に良かったのか具体性に欠ける中身のない表面的な褒め方
人中心褒め:性格外見といった表面上の特徴を中心に褒める
・良い褒め方
プロセス褒め:努力家庭試行錯誤した手順を中心に褒める
・褒める時にむやみやたらにコメントしない。子供が求めているのは評価でなく、何かを達成したとき、新しいことを発見したとき、嬉しいことがあった時、大好きな両親や先生と共有すること
第3章 自分でできる子に育つ叱り方
・罰をあたえるしかり方がよくない理由
より攻撃的反発的な態度を生み出す
力を使った問題解決方法が正当化される
親子関係にひびが入る
罰を与えても反省を促さない。
・上手な叱り方のポイント
だめちがうできるだけ使わない →まずは何をしたかったのか理解する
結果ではなく、努力やプロセスに目を向ける
好ましくない行動の理由を説明する
親の気持ちを正直に伝える
第4章 子どもとつながる聞く習慣
・子どもの話をしっかり聞く。関係性向上のためにも、私はあなたのことを認めているとメッセージを子供に伝えていくのは非常に重要なこと
・子供と関係が悪化する7つの習慣
批判する、攻める、文句を言う、脅す、罰する、
目先の褒美で行動をコントロールする、がみがみ小言を言う
・子供とつながる7つの習慣
応援する、励ます、傾聴する、信頼する、尊重する、
違いを話し合う、受け入れる
第5章 こんなとき、どうすればいい?Q&A
・特定の食べ物を食べない時に無理矢理食べさせない。無理やり食べさせることによって、大人になった時にドカ食いをしたり、無理なダイエットをしたりする傾向にある。その食べ物を何度も食卓に出したり、一緒に買いに行く料理をしたりするなどして、自然と食べられるような工夫をする
・中1であるが、しかるなどの習慣は効果的である。大切なのは、親が子供に向き合うこと
3.学んだこと、感想、今後のアクション
面白かったです。文章も具体的でわかりやすかったです
子供も一人の人間として扱わないといけないのだと改めて感じさせられました
また、会社での部下後輩や他の人間関係にも応用できるかと思いました。
上記概要の他に、どんな場面で、どのような表現で子どもに言い聞かせるかという事例集もあり、大変参考になりました
今後のアクション:
・傾聴する、なぜそうしたのかの理由を聞く
・プロセス褒めを常にする
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