メンタルのセッションで、重要なのは、印象を話すこと。

メンタルのセッションをしているときに、色々と敬意をお聞きする事はありますが、重要なのはその出来事の順番ではなくて、その時にご本人が何を思ったかです。

強い感情でなくても良いので、どんなふうに感じたかとか、そういった部分が重要になってきます。取り繕った話はいらないし、人として最悪だと思えるような感情(他人攻撃でもOK)であっても、そこで話をすることがとても重要です。

なぜなら、結局のところそれを自分で抱えて生きているわけだから、それを表に出せなければ、改善することはできません。

もちろん、最初から全て自分のダークな部分を話すのは抵抗があるというのは理解していますし、 その抵抗感がなくなるように、なごやかな雰囲気であるとか、信頼を得られるような態度であるとか、そういった環境を作っていきます。

だからといって何回もそれに時間を費やすのはほんとに無駄です。だから、最初の数分でそこまで行けたらとても良いかなと思います。もちろん、最初から全部を話さなくてはいけないわけではありません。話せるところから順に話していて、外堀からどんどん変えていくこともできます。

当然、確信の部分が話せれば良いのですが、自分の思っている確信とこちらが見つける確信は全く別物であることが多く、このズレによって本人はずっと的外れなことをやっていると言うことがあります。

ご自身では、自分は正しいもしくは自分は被害者であると言うようなことを思っていて、そこにバイアスがかかっています。だから、物事をフラットに認識できないケースもあります。そうなると、その時感じていた印象や、事実関係から問題を見つけていくこともあります。ですが、重要なのはどう思ったかです。

それがわかると、話してもらっていない時間帯においても、ほぼ間違いなく人間は同じような思考や行動になっています。それを見つけることによって、問題は解決しやすくなります。

心理学系の相手の記憶に頼ったやり方ではそこまではアプローチできません。アプローチできないので、カウンセリングをしたり心理テストを使ってわかっていない領域から認識できる領域へ物事を運び解決へ向かっていくのが普通です。

それをすると、数回はそこに当てることになります。私もかつてカウンセリングを受けたことがありますが、毎回よくわからないテストをしていました。それによって断片的に見えてくるものからアプローチがかかっていくと言う経験をしています。結果はそれほど的確でもありませんでした。だから、私としてはその時間をなるべく短くしたいと考えています。実際に短くすることは可能ですし、結果も出ています。

大事な事は、カウンセリングや心理セッションをただ受けるのではなくて、あなたが幸せになることだけです。