人は幸せを求めるけど、壁がある。

あなたは幸せになりたいと思っていますか？

どんな人でも、心の奥底では幸せを求めているんじゃないでしょうか。たとえ「こんな未来は嫌だ」とネガティブに見えることを言っていても、その人にとってはそれが「自分にとっての幸せ」なのかもしれません。つまり、幸せの形は一つではないということです。

人それぞれ、何を得たら幸せなのか、その形は違います。そして、自分が何に幸せを感じるかを知らなければ、そこにたどり着くことは難しいでしょう。

目先の瞬間的な幸せはすぐに思い浮かぶかもしれません。旅行に行ったり、大切な人と過ごしたり、そんな瞬間はとても幸せですよね。でも、それが5年、10年、20年、30年と続く幸せになるかというと、そこには努力が必要です。長く続く幸せを考えるとき、短絡的な思考ではうまくいきません。

人の気持ちは時間と共に変わり続け、様々な経験を積んでいきます。外的な困難も訪れるでしょう。年齢を重ねると価値観も変わっていきます。若い頃は大きな成功や高価なものに幸せを感じることが多いですが、年を取るにつれて精神的な幸せを求めるようになることも多いです。

結局のところ、幸せというのは本人がどう感じるか、どう思うかにかかっています。若いときは物を持つことで幸せを感じ、大人になると愛する人と一緒にいることに幸せを感じるようになるかもしれません。

では、自分の幸せが何なのか、どうやって見つければ良いのでしょうか？

よく言われるのは、自分が何に喜びを感じるのか、何が嬉しいのかをリストアップしてみることです。そこに自分の価値観が見えてくるはずです。そして、その価値観を満たす時に人は幸せを感じるのです。もちろん全ての人がそうとは限りませんが、多くの人がこの方法で自分の幸せを見つけています。

例えば、『7つの習慣』などの書籍では、多くの人が自分の価値観や役割について目標設定をしています。そして、その目標を達成するために日々努力しています。その結果、周りから愛され、大切にされる状況を手に入れます。その時に感じる感覚が幸せなのです。

まずは自分の幸せが何かを定義してください。他人の幸せではなく、自分の幸せを見つけましょう。多くの場合は、過去の体験の中にその答えがあります。人は経験したことや知っていること意外は、実は余りわかりません。定義ができたら、その幸せを手に入れるために自分の価値観や役割、行動を決めます。あとは、行動を続けることで幸せを手に入れることができます。

私自身も長く続けてきましたので、形になってきています。