「ずーっとこのまま」でいいの?
こどものころから聞き分けがよく
学校から帰ればさっさと宿題を済ませ
明日の授業と持ち物の確認をしてから
友達と外へ遊びに行くような
そんなこどもではなかったわたし
宿題なんてやった記憶がないくらい
そもそも家に帰ってしまえば
宿題のことすら忘れていたし
友達と帰り道で約束していたことも
どこかへ飛んで消える始末
翌日は担任に叱られ友達からは
嘘つき呼ばわりをされ
散々な目に合うのですが
調子だけは良い性格をしていたので
それほど嫌われずに済んでいました
ただ「早くやりなさい」という言葉は
1年で3650回は聞かされ
世の中は早くできる人ほど
偉いのだと刷り込まれていました
今でこそこの言葉は子育てに
使うのは望ましくないといわれ
なぜやらなければいけないのかを
理解させないと
治らないとされていますがね
こどもだけでなくほとんどの日本人は
人に先んじて事を始めるのが苦手と言われ
それには物事の見極めと原因解明力の
欠如が関係しているようですよ
「行動できない」は保守的な性
高次元の世界では思念があれば
現象を引き起こすことができると
スピリチュアルの世界では言われています
3次元の地球ではどうかというと
もちろん願っただけで
物事を生み出したり現象が起こりはしません
お腹が空いたら何かを作ったり
買い物に出かける必要があります
「家族に作ってもらいます」という人も
ほかのだれかの行動がなければ
料理が目の前に現れることはありません
願望を引き寄せたいのなら
まずは行動を起こしそこに引き寄せの法則を
重ね合わせることで不思議な力が働き
望む姿に近づいていくわけです
多くの人がこのような話を聞き
内容を理解できているにもかかわらず
行動に移せないのはどうしてでしょうか
それは日本人の中にある「保守的な考え」が
影響しているのではないかと考えられます
日本人に物を買ってもらおうとする場合
「あなたが初めての利用者です」などと言ったら
100%購入の見込みはありません
「これが今年の流行色」
「すでに5万人の愛用者が」
「お隣ももう始めているらしい」
これらをコマーシャルで聞いた覚えはないですか
誰かが既に買っていたり経験していて
害がなく安心を確認出来て初めて
「自分も」となります
良くも悪くも保守的なんですね
でも
なぜこんなにも守勢に回ってしまうのでしょうか
分析できないしたくない
人は変化に対して恐怖を覚えます
そしてそれを見ないようにしたり
考えないようにすることで
恐怖心から逃れようとします
「ジャパンアズナンバーワン」
この国がこれを世界に向かって
高らかに叫んでいたのは30年前のことです
日本製というだけで飛ぶように物は売れ
世界の金融市場もまた日本の企業に向けて
莫大な投資を行っていました
その時に国内で言われたのは
日本の製品は機能が優秀で壊れない
日本人は手先が器用で外国人には真似できない
勤勉さは日本が世界一
このような漠然としたものばかりでした
そうしてこの世の春を謳歌したまま
これからもずっと続くと信じていたのです
なぜ経済的成功を収めることができたのか
誰もこの分析をすることもなく
成長要因がどこにあるのかを
見極めることもしませんでした
それを淡々とやっていたのが
アメリカだったのです
パソコンもスマホもAI技術もロボットも
日本は1歩どころか何週も遅れています
それでもまだ「モノづくり日本」の
幻想を捨てきれずに日本の復活を信じています
将来を悲観したくないそれを直視するのは
恐怖でしかないしできれば見たくない
今はまだそれほど大変ではないのでは
これを「現状維持バイアス」といって
メンターの松田さんは何年も前から
警告を発しています
もう時間がないという事実
1995年から2015年の20年間
世界の経済成長率は平均して139%です
スリランカやバングラデシュなど
もともと低かった国は300%以上という
高成長を遂げています
フランスやイギリスといった先進国も
軒並みプラス成長で成長が鈍化している
ドイツもプラス30%です
日本は78か国中断トツの最下位で
1国だけマイナス成長です
マイナス成長だからと言って
この国の税制は変わることはなく
むしろまだまだ引き上げの余地がある
プライマリーバランスの正常化を
考えていて
数年後の消費税引き上げを画策しています
これ以上耐えられますか?
まだ動かなくても平気ですか?
メンターの松田さんは
今年が最終年であると警告しています
風の時代と言われていますが
風が何かを運んでくれるわけではなく
個の確立が大切だと言っています
それぞれが自分を見つめて
生き方を考えなさいということです
風が吹いてあっという間に
悪い現実を吹き飛ばすなんて
ありえないことですよね
ここまでお読みいただき
ありがとうございます
あなたのもとに 素晴らしいことが
たくさん たくさん
降り注ぎますように
今回は重いテーマについて書きましたが
行動しなくてはと考えている方には
こちらで案内をしています