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三体-暗黒森林理論-

暗黒森林理論

真っ暗で何も見えない体育館に自分がいるとする。その空間から出ることは不可能で、真っ暗なため何も見えない。自分はその空間で安全に過ごすことができている。そして一歩も動いていないと仮定する。

その状況である足音が聞こえたとする。すると、その空間に自分以外の誰かが存在するということを自分は認識する。その状況になった時に、自分は安全ではない状況に陥っている。なぜなら、同じ空間に存在するもう一人の存在が自分を襲ってくる可能性があるから。これは相手方も同じである。しかし、自分は一歩も動いていないため相手方は自分の存在を認識していない。自分だけ相手を認識していて、相手方は自分一人がその空間に存在していると思っている。

この時に、自分が安全な状況で過ごすためには、相手方の存在が消失することが必要になってくる。その存在が消えてしまえば、脅威はなくなり、再び自分一人の空間で過ごすことができる。自分が相手方を襲うことにより安全が保たれる。

つまり、ある空間において別の存在を認識した際には、それを排除することが行われる。


三体の暗黒森林理論。なるほどなと思った。

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