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サラリーマン卒業後2週間で学んだ事③認知症の親との生活

いつもありがとうございます♪のぼさんです。
障がいの有無に関わらず毎日を楽しく生きる社会の実現に向けて邁進中です。
先月、サラリーマン👨‍💼を卒業しました。卒業したからこそ、
感じた事をシェアします。


今日は、高齢となった両親の話しです。

久しぶりに子供👦の役割として、実家に帰省しました。
いつもは、マル🙆‍♀️ちゃんや兄ちゃん、奥様Tさんを連れての1泊2日で帰っていました。
当時は、短い休暇の中で、精一杯の親孝行のつもりでした。

今回は、1週間の滞在です。
それぞれの用事があるので、
全ての日を一緒にいる訳では、ありません。

朝☀️4時 父が朝食🥣の準備と洗濯を始めます。
6時過ぎ
豆引き🫘コーヒーと八女茶を入れてくれます。

認知症が進む母🤱との苦労話しや近所に住んでいた友人がどんどん亡くなっていく話しを聞きます。

6時半
公園でのラジオ体操🤸の世話係です。出席簿にスタンプを押す重要な仕事を毎日、休みなく続けています。
8時過ぎ
グランドゴルフ⛳️に出かけます。地域での生活も楽しんでいるようです。

一方、母は、終日 やる事も無くゴロゴロしています。
躾に厳しかった母が寝ながらパン🍞を食べています。

1分前に聞いた話しを何度も繰り返します。孫の結婚など心配ごとを思いついたように話します。

のぼさんをはじめ、名前を覚えていてくれる事に感謝です。

夕方
日課にしている父との散歩🚶‍♀️を楽しみにしています。

父は、鉄鋼マンでした。
3交代が当たり前の生活で67歳まで働きました。

母は、大学の先生でした。
40過ぎから通信制の大学に行き、大学院まで行きました。
教室になるのが夢だったそうです。痴呆になった実の母に何も出来なかった事が悔しくて、介護福祉、社会福祉の専門家になり地域基盤を作りました。その仲間の紹介で、先生になりました。

のぼさんは、高校から寮に入り、夏、冬の休みしか実家に帰らず、それが40年続きました。

母は、私が目指す社会福祉士の制度を立ち上げた一人。
運命を感じます。

父は、料理🍳や家事🧹は、全くやらない昭和の男でした。
今では、家事ができなくなった母を大切にする素敵な令和の男として活躍しています。

あらためて、この親に生まれてきて良かったと思いました。
まだまだ昭和の男気質が抜けない自分に反省しました。

今の定年65歳までサラリーマンを続けていたら感じる事ができなかったこと。
認知症になりかけている母親とそれを優しく支える父親。貴重な体験でした。

母は、つぶやきました。

のぼさんが帰ってくれるば、
いいのに。

母さん、それは、
できないよ。ごめん。
まだ、やらなければ、ならない事があるんだ。
また、帰ってくるよ。


40年間続けてくれている習慣

父が駅まで送ってくれる事


子供は、何歳になっても父親や母親を超える事は、できない。

そんな事を感じた1日でした。

今日も最後まで読んで頂きましてありがとうございます♪
みなさまの秋🍂が実りの深い笑顔であふれますように
        のぼさん

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