義務教育とマルちゃん 中学校編 高校進学先を自分で決める
いつもありがとうございます。のぼさんです。
知的障がいを持つ自慢のマルちゃんの保護者です。
マルちゃんを支援頂いた社会資源を振り返りながら、もっと知的障がい者の働く場所やその機会を増やせる仲間を作りたく記事を書いています。
記事を読んで、困っている人👦が少しでも明日への勇気に繋がる事を願っています。
本年もどうぞよろしくお願いします。
マルちゃん 中学校3年生になりました。
コロナ感染が拡がる数ヶ月前のある日の事です。
家庭科部の顧問F先生から
自宅に連絡がありました。
夏休みに家庭科部の活動でK市にある通信制高校で体験調理があるんだけど一緒に行ってみる?
3年間通級でお世話になったF先生。手先が器用で、集中力があるマルちゃんの特性を見てくれてました。
製菓や調理を学べる高校進学がマルちゃんに合っているのでは?と支援級S先生と適正を見極めていたようです。
先生方のご支援、感謝🥲です。
私達、家族は、近隣のH市特別支援学校🏫高等部にお世話になるしか選択は、無いと考えていました。そのため、マルちゃんが、中学校1年生、2年生の時、高等部の文化祭に見学に行きました。将来の準備をするためです。
一方、マルちゃんは、この学校に対して食いつきは、よくありません。進路を決める事の重大さが伝わらないようです。
のぼさんは、困ってしまいました。
いろいろな人から情報収集をすることにしました。
集めた情報2例です。
支援級の先輩である幼なじみDちゃん。通信制高校🏫に進学され、高校卒業資格を目指している。通信制高校???
先輩Kちゃんのママ👩からの情報。特別支援学校高等部に入ったけど高校卒業資格が得られない事が分かり卒業後、通信制の高校に入り直す事を決めたこと。
高校卒業資格がとれない???
結論
マルちゃんは、通信制高校で調理を学びました。卒業し、高校卒業資格と調理師免許を取得する事ができました。
通信制高校は、知的障がいを持っていても受け入れてくれる学校が全国に多数あります。
不登校で学校に行けなくなった子やプロスポーツを目指す子など個性豊かで、仲間を大切にする生徒が生き生きと学んでいます。
5校ほど通信制高校の体験入学を試み、最終K高校にお世話になりました。
K高校、マルちゃんは、5回ぐらい親子👪で体験入学に参加しました。写真は、その時、食べた食事です。
また、K高校からマルちゃんの中学校に普段の生活の様子を見に来ていただきました。
中学校支援級のS先生がK高校の授業を見学に行かれました。
マルちゃんが学校生活に対応できるかを複眼で見て頂いた事は、涙が出るぐらい嬉しかったです。
学んだ事
親の固定概念は、子供の進路を阻害することもあること。
1番近くで見てくれている専門員である先生の意見を参考にすること。
食品を作る事、食べる事は、万人に必要な事であること。
進路選択は、マルちゃん自身。支援級の先生、学年主任、業務主任、校長先生など多くの先生方や高校の先生方との面談で決めました。
この選択は、さらなるマルちゃんの成長に繋がる事になりました。高校編で後日シェアしたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
みなさまにさらなる笑顔で溢れる今日でありますように。
のぼさん