「本のデザイン制作」サービスを、使いやすく改良する仕事を手伝ってくれる方
デジカルでは、お客様の「こういった本を作りたい」 を実現するための「本のデザイン制作」サービス、Isshikiを提供しています。
いま「電子書籍のデザイン、制作にも対応しています」と、補足的に伝えている部分を主軸とするサービスに進化させたいと考えていて、その仕事を手伝ってくれる方を求めています。
サービス事業として
サービス事業のポイントは、有限な資源(人と資金と時間)で、「こうしたい、ああしたい」というお客様の無限ともいえる要求を満たすための仕組みと組織をつくること、です。
Isshikiでは、デザイナーが、デザインと制作の2業務を分業連携することで実現させる仕組みをつくっています。
デザインとは、お客さんの「こうしたい(構想)」を実現させるための設計図を描くこと(頭に思い描き言葉にすること)。具体的には、お客様の構想や予算から、実現させる本の仕様や完成イメージ、制作工程、期間を考えて決定します。
制作とは、デザインで決めたことをソフトを使ってデザインデータとして仕上げること(制作作業をすること)です。
このIsshikiは、私が書籍編集者として、こういったデザイン制作サービスがあったらいいな、と思ったことを実現させたものです。
顧客や提供業務を絞り込んできました
Isshkiでは、これまでサービスの対象を出版社と絞ることで、サービスの強化を図ってきました。
本の構想と設計図、原稿制作は、お客様である出版社の編集者の方に準備して頂くことで、Isshikiのスタッフは、完成イメージを考え、制作スタッフの配置と予算を管理するデザイン業務と、デザインをデータとして制作することと誌面制作の進行管理を制作業務とに集中して対応しています。
装丁・紙面デザインをデザイナー、組版を制作デザイナーが担当する基本構造で、「装丁デザイン制作、紙面デザイン制作、組版」のセット、もしくは「装丁・紙面デザイン制作」のセットを提供しています。
事業会社や著者・作家に提供できるサービスへ
このように、この10年近くプロフェッショナル向けの特注部品メーカーのような意識で仕事に取り組んできましたが、電子書籍やプリント・オン・デマンドなど新しい出版の方法が普及するにつれ、出版社以外のお客様も増えてきました。
新しいお客様には、自分の書いた原稿を、自己資金で本として出版したいという「自費出版」だけでなく、電子書籍やプリント・オン・デマンドの出版手法を、情報発信の手段として活用したい、といった目的の相談も増えていいます。
こういった場合、デザイナーには、表紙や誌面のイメージをデザインデータに落とし込むだけでなく、製品となる本や電子書籍やPODなど製品の設計や、適切な販売プラットフォームの選定といった、新たな知識も必要となってきます。
デザインとともに企画から考える
デジカルでは、新たなデザイン制作課題に対応できるようサービスを改良することで、多くの方が電子書籍やオンデマンド出版を、より簡単に利用できるようにしたいと考えています。
実現させるための課題は2つ、デザインの概念を電子書籍やオンデマンドなどのデジタル出版を主軸に拡張することと、そして出版することを情報発信の企画を見直すこと。
特に、私自身が本が読まれるようにするために培ってきた編集や、電子書籍やプリント・オン・デマンド、ウェブサイトの制作組織、そしてSNSアカウントの運用技術も連携させた、情報発信の企画もサービスとして立ち上げたいと考えています。
計画について
すでに、このサービスのモデルケースとなるプロジェクトを進めています。
このプロジェクトの企画は私が担当していますが、電子書籍、オンデマンド書籍、ウェブサイトなど、多岐にわたる製品の制作進行を担ってもらえる方を探しています。
初期的には副業や業務委託といった非常勤の形で、プロジェクトベースでの参画でもまったく問題ありません。いま、私自身が抱えているチームは、完全にオンラインのタスクフォースです(ちなみに、30代後半から40代半ばの女性が中心です)。
これまでの出版の慣習といったところから1つステージを上げたところで仕事をつくりたいと考えています。制作マネジメントの経験があれば、ウェブや広告など、他業種での方でも力を発揮できるのではないかと考えています。
長文を最後までお読み頂きありがとうございます。
上に募集要項をリンクしましたが、まずは直接話を聞いてみたい、といったことでも構いません。
下記ブログ問い合わせやFBやTwから直接メッセージなどからお気軽にご連絡ください。
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