【人間観察】若い女の子には刺激的だよ!
先日、コロナ禍だというのに、所用で都心に出かけることになった。
それも、10ヵ所を一日で回るという強行軍のため、効率の悪い営業車はヤメにし、公共交通機関を利用することにした。今日は、全国的に晴れとの天気予報通りに、清々しい五月晴れの一日だった。
といっても、主に東京メトロや、都営地下鉄線の利用であるから、ほとんどモグラ状態であった。それにしても、いつものことだが、大江戸線にしろ、副都心線にしろ、階段やエスカレーター、長い移動通路にはウンザリする。
無計画に、次々と掘り進んだ結果の産物だから仕方ないとは思うのだが・・・。長い通路を歩きながら、『今この時、大地震でも起これば・・・』と、頭をよぎり、気持ち速足になったりもした。
でも、蜘蛛の巣状態に張り巡らされた交通網には、メリットの方がはるかにあるので、乗客も小言を抑え、黙々とひたすら歩くのだろう。
そんな東京メトロの東西線でのことだ。
向かい側に座った20歳前後の青年男子が、持ち込んだ「ミニクリームパン5個入」を、バリバリ音をたて包装を開き、マスクを顎にズラシ、食べ始めたのである。
ところが、大変だ!
その青年の隣にいた、2~3歳の女の子の目に、その風景がとまったのだ。父親らしき男性の膝に抱かれている、その女の子は、青年の口元と、齧りかけたミニクリームパンを、交互にみながら生唾をゴックン。
それも運悪く、丁度「3時のおやつ時間」のころだった。
女の子は、健気にも我慢しようと、青年を見ないようにしているのだが、ついまた見てしまって生唾ゴックン。おそらくあの女の子にとって、とても刺激的な風景だっただろう。
<やまのぼ>は、帰宅後、東京メトロのホームページで確認してみた。一応「車内での飲食に制限はございませんが、他のお客様にご迷惑とならない範囲での飲食をお願いいたします」とのこと。
あの青年男子よ!大好物の「ミニクリームパン」なんだろうが、他のお客様のご迷惑になる範囲を、大幅に超えていたようだ!
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