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【勝手に人生相談 No.360】1番になったことがない (神奈川県・20代女性)


▼ご相談内容▼

20代の女性。

今まで「1番」になったことがなく、日頃から悩んでいます。

私が言う「1番」というのは第三者から選ばれることです。誰かから特別に好意を持たれたり、権威がある方から名指しで褒められたり、周囲からの特別な承認を欲する状態に近い表現です。

うしても、あげた愛や頑張りに足る見返りを求め、少し返事が遅かったり、ど褒められなかったりするだけで「1番じゃないから嫌われたのだ」と思ってしまいます。

そう思ってしまう原因は私のあまり良くない見た目や学のない発言などにあると考えています。

家族との仲は良いのですが、家族以外の人から愛されようなんて考えが、そもそも欲張りなのかもしれません。

ただ、何かにつけて「(1番)じゃない方」に該当してしまう自分が不甲斐なく、悩む自分が情けないです。

神奈川県・20代女性

▼やまのぼ回答▼

 稚拙な価値観は、今日で棄てましょう!

 どこかの国の国会議員さんが、過去にいいました。「2位じゃダメなんですか?」それは確か、参議院議員の蓮舫さんだったと思います。

 つまり、他人と比べるナンセンスは、一笑に付されてオシマイです。

  エンゼルスの大谷翔平投手や、将棋の藤井翔太さんは、多分1番をめざしたわけではないと思います。自分自身との戦いの末、今日の地位を獲得されたのだと思います。

 常に他人を意識している限り、本来の自己の力は磨けないと思います。
比べるべきは、昨日の自分より今日の自分であり、今日の自分より明日の自分の向上を目指すべきだと思います。

 順位は単なる、狭い世界の結果なのです。大切なのは、過程なのです。
どれだけ日々研鑽しているかだと思います。

 1番でないとダメ!って卑下することもないし、仮に1番になったからと言っても、そこにたまたま自分より優れた人がいなかっただけなのです。

 常に1番でありたいならば、離れ小島の無人島にでも行けば、何ごとにも1番でいられます。しかし、自分がビリッケツでもあるのです。

 比較するということは、そんなにつまらないことだと、目覚めることです。

 昨日より今日、今日より明日と、自分との戦いに励む、真の大人になりましょう!

 

▼次回のご相談予告▼

 次回の【勝手に人生相談 No.361】東京都・10代女性のご相談です。「いじめ無視した過去 後悔」を、予定しております。

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