【勝手に人生相談 No.343】実家の兄 自尊心だけ高く無職 (奈良県・30代男性)
▼ご相談内容▼
30代の会社員男性。
働かず、社会から取り残されている2歳上の兄のことで相談です。
兄は東京の私大を出て国立の大学院を修了し、大企業に就職しました。しかし、人間関係が合わず、体調の問題もあって1年で辞めました。
その後、起業しましたが、それもうまくいかず、実家に帰って親と暮らしています。
兄には友人はいません。元々プライドが高く、人を見下すところがあり、人間関係を築くのが苦手のようです。
うまくいかないのを家族らのせいにします。
就職活動はしていますが、アルバイトはしていません。性格や今までの経歴が邪魔をするのか、志望する仕事の理想が高いです。
親は何でもいいから働いてほしいと思いますが、聞く耳を持ちません。
私から言っても、「偉そうに、お前は弟やろ」などと言って聞きません。今後は親の年金をあてにしているのではと思ったりします。
兄とどう関わればよいですか。
▼やまのぼ回答▼
結論から申し上げます。
あなたは、今後一切お兄様と関りを持たないようにしましょう！
あなたとお兄様の関係は、たまたま親が同じだというだけで、全く別個人なのです。
お兄さんのことは、ご両親に任せておけばいいことです。間違っても、あなたから意見しよう！なんて、金輪際思わず、シャシャリ出ないことです。
親離れできない子どもと、子離れできていない親の未熟な親子関係に介入しないのが、お利口さんの処世術の基本の「キ」です！
あなたは、あなたの信じる道を、驀進することです。大人になり切れないお兄さんのことなどに、構っている無駄な時間なんてありません。
ところで、
馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない！
という諺をご存知ですか？
どんなに、いいアドバイスをしても、それを実行するのは、ご本人だということです。ご本人に気づき！がないと、行動に現れないということです。
何でもかんでも、家族のせいにしている間は、解決策はありません！
どうしても、解決させたいのなら、修羅場を用意することです。
ご両親が、本当の鬼になってお兄様を、四の五の言わせず、縁を切る勢いで、ご実家から叩き出すことです！
それしか、子離れできない親からや、親離れできない子から、卒業する手だてはありません！
お兄様があなたの生き方を認め、羨ましく思うようになることを期待しましょう！
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.344】和歌山県・50代女性のご相談です。「母の施設へ兄がクレームの嵐」を、予定しております。
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