【人間観察】文字どおり「三人三様」
昨日の<やまのぼ>のつぶやき(8月13日noteのつぶやき記事参照)に、対する家族模様のひと幕である。
老若男女に日々踏みつけられているのが悲しいとのつぶやきを、そんなモン、たかが<絵ジャン!>と、一刀両断!に切り捨てるカミさん!
センス抜群!粋な宣伝ジャン!と、アラフォー娘!
<やまのぼ>のナイーブで、ガラス細工の様な感覚は、筆舌に尽くし難い状況に陥り、今にもか細い音をたてて、壊れてしまいそうであった。
が、ご両人の仰る通り!だ。確かに、たかが絵だ。確かに、宣伝効果はある。若かりしころ、義兄に触発されコピーライターの真似ごとをしていた<やまのぼ>だ。
落花生を「ゆるキャラ」にする発想までは、どうにかこうにか付いて行ける。
でも、<やまのぼ>には、穿き替えする「トイレスリッパ」の定位置を示す、足型の様な使われ方には、とても耐えられないのだ。
だからこそ、インパクトがあり!あとあとまで記憶に残るんだ!と、主張するアラフォー娘。
<やまのぼ>は、薄くなった頭髪を振り乱して、カミさんに逆襲を賭ける。
「あの絵がアンタの大好物の、うな重だったら。。。」と言いかけた<やまのぼ>は躊躇したが遅かった、「あなた!うな重が、足型に見えるの?」と、カミさんに容易く撃沈させられた。
江戸幕府の「踏み絵」じゃあるまいし、踏みたくなければ、避けて通れば!踏まなかったからといって獄門の刑になるわけでもないシィ~!とアラフォー娘。
『チョッと違うんだよナァ~』という、<やまのぼ>の心の声は、音にならないまま、家族芝居はひとまず暗転となった。