【勝手に人生相談 No.407】将来展望描けぬ人多い? ( 愛知県・20代女性)
▼ご相談内容▼
▼やまのぼ回答▼
いくつかの考え違いを正すことから始めましょう!
まず、給料は自然に増えるものではないと言うこと。それから、年収の多い少ないで、結婚できる出来ないは決まらいと言うこと。さらに、将来の展望なんて描けない若人の方が、大多数いてむしろ普通だろう。
いわば、それは若人の特権だし、可能性は無限大なのだ!
ところで、10年間働いて、全然収入の増えない人は、何十年働いても増えない人だ。収入はそれ自体が目的でなく、あくまでも結果なのだ。働いた価値に対する報酬なのだ。お金は働いた後からついてくるもの。
言われた仕事だけ、ノウノウとこなしているのを、働くとは言わない。それは、ただ人が、動いているだけである。
雇用する側からみれば、支払う給料に見合ったハタラキをしてもらわないと、雇用する意味がない。慈善事業をしているわけでないのだから。
与えられた仕事を、教えられた通りこなせて、一人前ではなく、半人前なのだ。どんな仕事にも、創意工夫の余地がある。
そんなプラスアルファーができる人こそ、収入をアップさせられる人なのだ。10年間収入が増えないのは、なにも雇用者側だけの問題ではない。働く人側に原因がある方が、むしろ多いのだと知るべきだ。
また、結婚できるできないを、年収の多少で決めるような人に、将来の展望など期待できないと思う。なぜならば、結婚は心の問題であり、まず収入ありきでは、長い結婚生活は期待できないと思う。
かように収入あるなしと結婚を、ゴチャマゼにしている人々が、昨今の「三組に一組が離婚するという」状況を生んでいるのだとも思う。
もしも、あなたが、その友人と結婚を考えているのなら、もう一度考え直した方がいい。
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.408】静岡県・30代女性のご相談です。「大切なものをつなぎたい」を、予定しております。
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