【勝手に人生相談 No.281】夫の昔の片思いが気になる (茨城県・30代女性)
▼ご相談内容▼
30代のパート女性。
同年代の夫と結婚3年目で、夫が昔好きだった女性のことで相談です。
夫が以前働いていた職場に10年以上片思いの女性がいたと最近、共通の友人から聞きました。
そこで、夫が私に自由に使っていいと渡してくれたクレジットカードの暗証番号がその女性の誕生日だったということことが発覚しました。
さらに万が一のためにと教えてくれていたスマホの6桁の暗証番号はその女性の生まれた年と誕生日でした。
これはいつまでも昔の恋を忘れられていないということでしょうか。
買い物をするたびにその女性の誕生日を押させられていたと思うと、夫への不信感でいっぱいです。
この一件で自分が愛されていないのではと不安になっています。
今の幸せを壊さないために暗証番号のことを知ってしまったと伝えない方がいいでしょうか。
それとも知ってしまったので番号を変えてほしいと伝えるべきでしょうか。
▼やまのぼ回答▼
まず、結論から申し上げます。
知ってしまったから変えてほしいと伝えるべきでしょう。その上で、今まで以上に、ご主人を愛し、今まで以上に仲のいいご夫婦関係になりましょう。
ご相談者は、どうして、変えてほしいと言えば、幸せが壊れてしまうと思うのでしょうか。それは、あなたがご主人の愛情を信じていないからであって、あなたのご主人への愛情が、かけがえのない確かな証なのです。
何を恐れているのか？男性の私には理解できません！
暗証番号の出所がどこであろうとも、ご主人はあなたのことを、今愛しているからこそ、クレジットカードを託し、万が一のために、あなたのためにスマホの暗証番号を、開示されたのです。
これ以上の愛情表現はありません！
ところで、あなたは、こんなお話を、お聞きになったことはありませんか？
女性は「上書き保存」で、男性は「名前を付けて保存」
男性は別れた恋人一人ひとりとの思い出を大切にし、女性は新しい恋人ができると、過去の恋人との思い出を切り捨ててしまう傾向にあるとのことです。
これは、日常的な行動や、脳の構造の性差から生じることで、ご主人固有の性格ではないようです。持って生まれた、性差であると理解する必要があります。
一般的に男性は女性より恋愛経験が少なく、一回一回の出会いを大切にする傾向があり、交際を終えた別離後に喪失感が襲うのです。
だからこそ、一人の女性の記憶が「名前を付けて保存」されるのでしょう。
いまのまま、悶々としていたら、きっと近い将来に、大きな諍いごとになるでしよう。今すぐにでも、理由を話し暗証番号を変えてもらいましょう。
ご主人にとって、決して踏み絵にはならないと思いますし、よりあなたのことを愛されると信じます。
結婚すれば、片目を閉じることです！
あなた達ご夫婦は、相思相愛のパートナー同士なのですから、何も恐れることはありません。
最後にひとこと。
あなたとご主人は、今を生きておられるのです！
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.282】茨城県・30代女性のご相談です。「知人へのみやげを私に頼む母」を、予定しております。
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