【勝手に人生相談 No.458】不誠実な夫 離婚踏み切れず ( 鳥取県・50代女性)
▼ご相談内容▼
50代、歯科衛生士の女性。
60代の夫、軽度認知症の義母、実家から呼び寄せた90代の実母と4人暮らしです。子どもたちは独立しました。
夫についての相談です。
10年前に続き、3年目にも借金が発覚。競馬やデリヘル（主張型風俗店）に大金をつぎ込んでいました。
「これ以上の借金はない」と言葉を信じ、質素な生活を送り、義父の遺産もあったので返済できました。
30年以上連れ添う夫は10年前に心の病気と診断され、情もあったので夫婦生活を続けましたが、最近、変わらずデリヘルを利用し、遊んでいることが分かりました。
平気でウソをつかれ、悔しくてなりません。
今の家は、2年目に他界したした義父名義で、夫がまた借金して、家が抵当に入り、住む場所がなくなるのが心配です。
私の名義にすることはできないでしょうか。
私は国民年金のみで、昨年、病気も判明しました。老後を1人で暮らすのは心細く、離婚に踏み切れません、助言をお願いいたします。
▼やまのぼ回答▼
迷うことはありません。離婚することです。そう決めたら、あなたの進むべき道がはっきりすると思います。
30年連れ添おうが、50年一緒に居ようが、ウソまでついて、遊び呆ける男と一緒なら、楽しい老後どころか、より苦労の日々が続くだけです。
着々と離婚後の生活を準備することです。90代のお母さまと2人で、暮らしていくことを真剣に考えることです。
もちろん、義母の面倒はご主人にお願いすることです。
具体的に、行動を起こすことで、ご主人の心も変化すると思います。でも、二度あることは三度あると申します。改心するからと夫婦生活の継続を懇願されても、絶対に受け付けないことです。
優しいあなたのことですから、情に絆されて、離婚を踏みとどまろうとされるでしょう。
でも、いま心を鬼にして、別れることが、お二人にとって最良だと確信します。ご主人は、優しいあなたといれば、この先も絶対に自立できません。
人生と言う舞台も、場面転換を必要とします。ダラダラと面白くもないシーンを見せられる観客の度肝を抜く、場面転換がその劇をより面白くさせるのです。
人生の度肝を抜く、場面転換である離婚をすることで、ご夫婦とも幸せな人生を送ることが出来ると思います。いや、幸せになるべきです。
ご主人をダメにした責任の半分は、あなたにあることにお気づき下さい。
あなたがたには、離婚するしか選択肢はありません。義父の家なんか、ご主人にくれてあげましょう！未練なく！綺麗さっぱりと！
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.459】埼玉県・50代女性のご相談です。「弟だけに甘かった と 娘が非難」を、予定しております。
▼【勝手に人生相談】のバックナンバーもお読みください▼
No.1～最新版まで併せてお読みいただける マガジンはコチラです👇
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？