【勝手に人生相談 No.469】老犬の世話 体力、気力の限界 ( 千葉県・50女性)
▼ご相談内容▼
▼やまのぼ回答▼
正に、生き物を飼うということは、こういう事なんだと思います。
幼くて愛くるしい子犬を、飼い始めたころに、大方の人はその子がやがて、老犬になることなどに、考えが及びません。ところが、犬にだって、「生老病死」の苦労から、免れることは出来ないのです。
かつて、ペットは「家族の一員」でしたが、近年では、「家族そのもの」なのです。あなたのように、最期まで面倒をみてあげたいという、ご家庭に飼われた犬は幸せ者だと思います。
不心得者の飼い主は、サッサと処分してしまうのですから。
実は、私も犬を子犬から育て、老衰死まで見届けてあげました。その子犬は保健所で翌日処分される予定だった保護犬だったのです。
経験した、愛する犬を失ったペットロスに、もう耐えられないだろうし、年齢も年齢で、最後まで面倒を看てあげる自信もなかったので、次の子犬は飼わずに、今日まできました。
「家族と離れるのはさみしいだろう」とお思いで、あなたの体力も気力も限界なのですから、誰かの助けを借りることしか、手はありません。あなたが倒れたら、それこそ本末転倒です。
この際、ご家族に援助を頼むしかないと思います。1日でも半日でも、交替してもらうのが、ベターな選択だと思います。
「家族の一員」ではなく、「家族そのもの」なのですから。
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.470】神奈川県・60代女性のご相談です。「息子が離婚 孫の世話で疲れた」を、予定しております。
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