【超短編小説】分(その3)#140字小説
部長から企画書を突き返され、コメントを受けた。このプロジェクトの成否の分水嶺が、ボクには見えてないとか。でもその真意が、皆目分からない。分からない時には、分けることで大抵のことは分かると、部長に教わったことがある。事象の細分化が解決への近道だとか。でも、その細分方法が分からない。
部長から企画書を突き返され、コメントを受けた。このプロジェクトの成否の分水嶺が、ボクには見えてないとか。でもその真意が、皆目分からない。分からない時には、分けることで大抵のことは分かると、部長に教わったことがある。事象の細分化が解決への近道だとか。でも、その細分方法が分からない。