【勝手に人生相談 No.520】彼と違い 学歴なし実家が貧乏 ( 千葉県 20代女性)
▼ご相談内容▼
20代後半の会社員女性。
つきあって1年の彼がいます。
彼は地元の進学校で生徒会長を経験した後、有名国立大学に進学、サークルの部長も務めました。今は大手企業で働いています。
私は引きこもっていた時期があり、アルバイトをしながら高卒の資格をとり、中小企業で働いています。
彼の実家は都内の一等地にあります。私の実家は遠方の地方にあり、とても貧乏です。一時、生活保護を受給していたほどで、両親は離婚しています。
いつも明るく前向きな彼には友人がたくさんいます。
極度の人見知り私に友人はおらず、休みの日は家にこもって、ゲームばかりしていました。
学歴はなく、実家が裕福でもなく、かわいげもない私は、彼にふさわしくないと考えています。
一度彼に悩みを伝えたいのですが、嫌われたり、「重い」と思われたりしそうで言えません。
▼やまのぼ回答▼
人生には、話さない方がいいことは、話さないで一生を終えるのがベストのことだって、たくさんあります。
そんなものは、墓場まで持っていくべきです。
その一方で、話さなければならないことは、絶対に話さなければ避けて通れないことだって、たくさんあるのです。
あなたの場合、後者のケースで、絶対に話さなければならないことだと思います。単なる遊び相手なら、いざしらず、将来結婚したいと思う彼氏だと思います。
その証拠に、悩まれているのでしょう。
ところで、あなたは彼を失いたくないと、思うあまり話すことができないのだから、その気持ちを彼に、ストレートに、まずぶつけてみることです。
あなたの実家のこと、学歴のこと、両親のことすべて、話してみるべきだと思います。それを聞いて、離れていくような彼なら、綺麗さっぱりと別れることです。
そんな薄っぺらい男なら、一緒にいてもあなたは、幸せにはなれません。
もしも、彼があなたが危惧するように、本来のあなたの所為でもない、家柄や家族を問題視するようなら、今のうちに結論を出すべきだと思います。
こちらから、先に振ってしまうことです。
あなたは、比べる意味のないことに、拘り過ぎています。今のあなただけを愛してくれる人を探すべきです。
仮に彼と別れても、彼のことを誰よりも愛したことは、将来にかけて、経験という名の人生の宝物として、あなたの心で輝いていると思います。
本来の愛情とは、見返りを求めないものだと思います。
お若いあなたには、いままで頑張ってこられたように、背伸びしない自信に満ちた自分らしい人生を、生きることをお薦めします。
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.521】兵庫県・50代女性のご相談です。「身近な人の境遇うらやむ」を、予定しております。
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