【勝手に人生相談 No.402】当初から裏切られていた ( 富山県・70代女性)
▼ご相談内容▼
▼やまのぼ回答▼
いまさらという皿に、どんなご馳走を盛り付けても、召しあがことはできません。ましてや、端から嫌いな料理は、見向きもしないでしょ。
いまさらという名の皿は、とっとと割ってしまうのがお利口です。
あなたが亡き夫と暮らした数十年間は、多分大方のことが、うまく行っていたのでしょう。だから、こうして、いま皿に気分を害するばかりの料理を盛るのでしょう。
忘れようとする行為は、ややもすれば、いつまでも心の深いところで、蠢いて、ときどき這い出して悪さをするのです。
できれば、ご夫婦で歩んできた道とは、まったく異なった道を歩み始めることです。
忘れたい過去は、思えば思うほど、鮮明になりあなたに、纏わりついてくるものなのです。
いわば、裏切った夫の不貞のことを、忘れようとすること自体を、わすれ去ることです。天国の夫は責めきれません!
確かに、現在は過去でできていますが、悪いことばかりではなかったと思います。今日からは、いいことばかりを引っ張り出し、思い出すように努めめましよう。
一番手っ取り早いのは、新たな世界に身を委ねてみることです。まったく、真逆な生き方をすることで、新しいあなたに生まれ変われると思います。
さあ!
今さらという名の皿は、木っ端みじんに割ることから始めましょう!
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.403】長崎県・40代女性のご相談です。「妹ばかりひいきする母」を、予定しております。
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